いい作品たくさんありました。
ただ、みんなと同じくラスト2作品が凄すぎた。たった2分なのに、むしろ2分だからなのか。
これだけ感動できるものなのかと。カクテルの魔力ここにあり。
itachiP (春香 忘)
胸に切々と響くシチェーションと言葉。春香との出会いの場面は特別な何かがあります。
テーマの「忘」。静かなピアノが少しずつ記憶を振り返ってるよう。
バナーのようにもの凄く狭くとった画面が、目を細めて遠い日の思い出を映しているかのような演出。
あえて声を使っていない事が逆に私の記憶の中から春香の声を補完することで
視聴者にも思い出させている感じです。
セピア色の砂時計がいつか終わってしまう時の流れを表現しているのでしょうか。
落ちきって欲しくないけど、いつか止まる砂の流れ。
走馬灯のように在りし日の画面が横切っていく中で蓄積された思いが
ついにあふれる時、ついにボーカルが流れる。まさにこのための歌詞です。
こういう作品って最後どんな表情してるかって気になるのですが、
とても力強い意志を秘めた春香の目でした。
素晴らしい、本当に素晴らしい作品。
どん底P (やよい 向日葵)

やよい=向日葵といってもいいくらい相性がいいテーマ。
知らない曲でしたが最初のイントロの部分でやばそうな気はしていました。
やっぱり凄かった。
歌詞にシンクロするやよいの表情、この縦比率をいじって幼年期を表現する技術は凄すぎる。
やよいおりキターと思ったら全員来てしまった。私はアイドル同士の交流に弱いんだって…。
悩むけど次の瞬間青空の下で向日葵畑の中を歩くやよいが最高に爽やか。
サビ周辺のシンクロ率は感動しっぱなし。1秒1秒が胸に来る。
向日葵と歩くやよいの構図はめちゃくちゃ絵になるのです。
このあたりから泣きそうになってきました。
この作品は絵になる構図が多い、Pとやよいが二人で向き合うあのシーンはもうなんていうか。
一瞬Pがいなくなってすぐ戻るあの演出素晴らしいよ。
たくさんの言葉の雨が振ってくるシーンは殿堂入り。
メッセンジャーやりながらじゃなかったら、間違いなく泣いていた。
やよいの泣き顔いいですね。可愛い、素直で純粋でひたむきな涙です。
これでもかとやよいの魅力を詰め込んだ、大絶賛の一品。
きつねPがラストに選んだのもわかるよ。これは選ばざるを得ない。
- 2008/07/31(木) 00:42:06|
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