どんなになってもやよいは可愛い
【アイドルマスター】Real Life Real Heart【シネ☆MAD】 陽一P×わかむらP昨日ようやく見たシネ☆MADの中から陽一P×わかむらPの作品。
見てて胸に迫るものがありました。見てる側も真剣になってしまうというか。
やよいと言えばその笑顔が可愛くて明るくて健気なところが魅力ですが、
今回は逆にその辺の魅力を一切隠した状態でスタート。
お祭りなのに、なんて暗いというかシリアスなストーリーを持ってきたんだと衝撃を受けました。
やよいスキーにはなかなか辛い描写じゃない?
あの明るく元気なやよいがたった一年でこんなにスレてしまったと思えば
最初のPはいったいどんなプロデュースをしたんだよと思わずにはいられません。
健気さは残ってるのですが物の見方が完全に変わってしまっている。
最初のPの方針にとまどい、ショックを受けて変わっていく彼女を想像するのは
相当きついものがある。
しかしそれでも思ったのは、こういうやよいも可愛いなと言うこと。
本来のキャラを知ってるからこその余裕かも知れませんが、たとえスレてても
頑張ってることに変わりなく一言一言が心底一生懸命なのが伝わってくるのです。
どんなに変わってもやよいだと思わせてくれるシーンの数々です。
あと、それとは別に大人びたやよいというのもたまらないものがある。
本来のまままっすぐに大人になるのではなく、こんな感じで斜めに育ってしあうのも色気がないですか?
とことんまで打算的な思考。素直で純粋であるがゆえに灰色な何かまで吸収してしまったやよい。
可愛らしい外見とのギャップが新たな魅力です。
この辺の描写を見事に描ききる陽一Pのシナリオと顔グラのセレクトは最高ですね。
BGMのタイミングも良かった。ストーリーを作るPはやはりこの辺の才能が凄い。
見てる途中の段階で最後に笑ってくれるであろうやよいが待ち遠しかったです。
シリアスな展開が痛々しいだけに、ハッピーエンドが楽しみになるもの。
終わった後の嬉しさはあの暗めのストーリーがなければ味わえない類のものです。
見終わった後で陽一Pのブログも拝見しましたが、
タイトルの「Real Life Real Heart」は秀逸すぎるでしょ!これを短時間で考えたなんて…。
改めて考えてもこれ以上に合うタイトルなんてない。
そしてわかむらPのオープニング。素晴らしかった。
今回動画についたコメに感想をほとんど言われてしまった感がありましたが
2周目でわかるその作品とのシンクロ具合。
1.選曲が良い。パンヤの曲だそうですが、雰囲気が作品にぴったりじゃないか。
気に入った!気に入ったぞ!
2.やよいの表情がいい。小生意気な表情のやよい、パンキッシュゴシックの衣装で
大人びた彼女を演出。うん、これだけで全然イメージ違う。
スタイリストになった春香やリッチャンもそれっぽいよ。
街をあるくやよいの可愛いこと可愛い事。
3.Pの造形が神。真の顔グラを改造したのでしょうか。
思いつめたPの表情や、擦れ違うふたりのシルエットがこれ以上ないほどに
作品を表してました。しかもあのPカッコ良いよ。なんであんなのが作れるんだ。。。
4.写真のカットを見てあの部分か・・・、と思うところや壁のポスターとか細かい部分までいい。
本編とオープニングで分担されてたようですが、この融合具合は素晴らしいの一言。
これが相乗効果ってやつか。お互いがお互いを高めあってます。
最初から最後までのめりこんで楽しめました。大大大絶賛です。
私は架空戦記やノベマスはほとんど見てなかったのですが、陽一Pの作品は気になるなあ。
- 2008/09/12(金) 00:53:49|
- ニコマス作品感想
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0