イベント 『
じっくり語り語られてみよう』に参加し、作品について語っています。
作品へのネガティブな表記・ネタばれを含む場合がありますが、
イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください。
他の方の語り記事一覧 → 『
No.13: ”咎 ~イバラヒメノ ツミ~” PV 【伊織ソロ】』
よーし初めてのじっくり、気合入れて行こう!
そしてすぐに迷宮に入ってしまったようです。
えびPのあの作品だ。
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【えびPからの語り視点の注文】
なぜ「伊織でこの作品」なのか。肯定否定何でも結構です。
その際「月」「闇」のキーワードを必ず入れ込んで下さい。
同時に貴方がこの作品に感じた世界観も語って頂けると嬉しいです。--------------------------
今回久々に拝見しましたが難しい。
正直なところ困ったのは恐らくえびPが描こうとしたものと私が作品を見て感じた事が
かなりずれているようだと言うこと。
「月」が出てこない・・・
私なりの「なぜ伊織でこの作品なのか」ですが、
このタイトルの映画or演劇を一番うまく演じる事ができそうだから。でしょうか。
女優水瀬伊織の演じる2分27秒のサスペンス!みたいな。
そしてこの世界はその映画or演劇の舞台。
1.普通に格好よかった私はこの作品から本当の意味での「闇」を感じませんでした。
初見の時に感じたのは、ああ伊織はこういう配役も可愛いなあと言うこと。
この作品はその雰囲気から闇伊織とタグがついていますが、
伊織が抱える闇とかそういった暗い部分は全くなかったように思う。
真っ赤な恐ろしげな作者コメも出だしの血痕からも怖いところはない。
むしろ作品を見ていくと格好いいなあと。
なので、タイトルにある「PV」の言葉通り、そういう設定の何かを
伊織が妖艶さ抜群の名演技で演じたみたいな雰囲気です。
2.伊織の闇実は私はまだ伊織をプロデュースした事はないので、こんな事言うのもあれですが
色々な作品やコミュで見てきた限り、伊織はアイドルの中では表裏があまりない
方ではないかと思います。
色々背伸びをしたり、ツンデレのように素直に感情を出せていないような場面もありますが
最終的にはなんらかの表現で相手に伝えたいことは伝えられてるような。
伊織が持ってるとすればフタリの記憶に代表される「寂しさ」かな?
いつも持ち歩いているうさちゃんのように常に何かを求めてるような部分。
でもそれは「闇」とは違う。
なので普段を元気に過ごしながら、闇とか狂気を内側に抱え込んでしまうような
負の部分は伊織にはほとんどないんじゃないかというイメージがあります。
<すみません少し脱線>
実は闇伊織のタグを見て思ったのは、闇**的なイメージで作品が作られるのって
今まで圧倒的に春香が多いよなぁと言うことでした。実際「闇伊織」タグもこの作品だけでした。
よくよく考えてみると本当の意味で闇を持っていそうなのは春香だけなのかも。
紆余曲折を経て、閣下と呼ばれ黒春香イメージが先行しましたが、それがなくても
アイドル達の中で内面に深く切り込んで闇を描けるのは春香だけなのかもしれません。
<脱線終わり>
そんな感じでこの作品も映画のオープニングのように怖さも1つの演出とした
シリアスな格好良さの方が先行しました。
3.高貴さと聡明さ「なぜ伊織か」ですが、これがそういう設定の演技であれば、伊織が一番似合いそうです。
理由はこのような役を演じる時に欲しい「高貴さ」「神秘性」は伊織だけが持ってると思うから。
伊織でシリアスな名作は他にも有名なのがありますが、いずれも闇は描いていない。
たぶん伊織に寂しさは似合っても闇は似合わないんだと私は思いました。
プロデュース未経験ながらも、今まで見てきたコミュや作品の影響か
私の中の伊織はとっても強くて賢くて大人で聡明です。
こういったダークな配役も抜群の演技力で挑んでくれるでしょう。
4.コミュの伊織サムネにもなってる伊織の表情は可愛い。
色が寒色になってたり演出で怖そうにしてても、やっぱり普段の伊織に見える。
コミュの伊織はどんな表情も素直で可愛い。
やっぱり歌詞より映像に目が行ってしまうので伊織がいつもどおり可愛いと
余計に闇を感じなくなってしまいました。
5.歌詞とは言いつつもやっぱり気になる歌詞ですが、伊織っぽくないかなぁ・・・
彼女ならここまで思う前になんか行動してそうです。
ということで、ここもPV上での演技だと思うとしっくり来るのです。
あの歌詞は伊織自身を表しているわけじゃない。
6.月これが一番難関でした。どうしても月の表すものが何かわからない。
ミラーボールと重ね合わせてるところに意味があるのだと思うけど
伊織を上の方から照らしてるとすればPかお父さんでしょうか。
ステージを上から照らす月と、世界を上から照らす月
しかし、上で書いたように私の中では既に歌詞が伊織自身を表していないので
月がどうしても登場しなくなってしまうのでした。
ここまで書いて思ったのですが、どうも最初の一歩から私は作者の意図とは
全く異なる明後日の方向に向かってしまったようです。
伊織のPVとして、今までにない斬新な演出でひたすらミステリアスでカッコいいのですが
彼女の内面を描いたというと、私の中のイメージと異なるのでしっくり来なかったというのが
正直なところです。
でも伊織にだってこういう顔が出来るんだぜっと言う意味で
見事にそれを実現していると思います。
- 2008/10/20(月) 22:43:48|
- ニコマス作品感想
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| コメント:2
>chaさん
アイマスはやよいプロデュースのまま途中で止まってる状態ですが、伊織も俄然プロデュースしたくなってきますね。コミュが楽しみだ。
月に関しては今考えても難しい。
えびPが少しずつ返答エントリを上げられてるようですが妙に怖いw、私は最後なのでひたひたと少しずつ近づいてくる足音の気配が!
他の方へのえびPの返答エントリの中身が濃すぎて感心するばかりです。
確かに・・・楽しみです。
- 2008/10/24(金) 22:30:01 |
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- arakawa77 #feDURFr.
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