7月第2週の再来と言われるほどの良作ラッシュなのに、レビューサイトとしての機能を全く果たしてない。
そこで、ここ数日で一番感激した作品について語ってみようと思う。これだ!!!
①アイドルマスターっぽいフォントを作ってみた M@STER FONTS PV えこP(sm2204130)
またかよ!というツッコミはありです。よく知りもしない事を妄想全開で書いてみました。
無駄に長い、言いたいことを簡潔にまとめる力が私には決定的に不足しているようです。
まあチラ裏だからいいか。
既に語りつくされてる気もしますが、あまり他のブログでのレビューを見ていないので
かぶってもいいという気持ちと、一昨日わけのわからないエントリを書いてしまった反省を含めて。
えこPは誰もが認める技術派の人で、初期の頃からメガヒットを飛ばしている重鎮というイメージがありました。
実際その通りだと思うのですが、私がニコ動を見始めた8月下旬以降は「踵鳴る」以外特に
表舞台に登場されていなかったので、どうしても他のPに比べると遠い存在。
しかし!今回の作品を観て感動し、初めてえこPのブログをのぞきにいったら。
思ったよりずっと普通ですごく気さくそうな感じの人でした。
ニコマススレでは「えこ雄山」なんてニックネームまでついてたので、
なんとなく孤高で超然としたイメージしかなかったよ…ごめんなさい。思い込みは恐い。
もちろん、よく知ってる人は何を今更状態だと思いますが、こんな奴もいるということで。
ニコマススレで私が感じた限り、えこPは常に時代の一歩先を行っている、という部分においては
誰もが同じ評価だったように思います。確かに踵鳴るは私も発想すら出来ないクオリティでした。
そんな中、長い期間を経てついに新作が登場、ブログで途中まで作ったものを一から作り直す
と言っていた期待の一作。
私は作品を観て衝撃を受けました。フォントを作ったこと自体に驚きでしたが、
何よりPVの出来が素晴らしいのです。テレビでそのまま流れてても全く違和感のないクオリティ、
ソニーかアップルのCMと言われても信じたかも知れません。
選曲も、これでもかとフォントを踊らせる演出も、咲き乱れる花も蝶もロケットも、
全てが素晴らしかった。コメを見る限りほとんどの人が私と同じ感想のようでした。

大絶賛!
つい衝撃を受けすぎて、私も住む世界が違うとか、もうMADじゃないとか言ってしまったのです。
逆に批判もあったようですね。アイマスはえこPにとって自己表現の道具でしかないのかとか。
わかむらPの作品にもありがちな批評。
でもこれだけの技術を持っているのに、それでもずっとアイマスに関わっているのは
間違いなくアイマスやアイマスMADが大好きなんだと思います。
職人はわかりやすい形で「好き」を表しています。100人いたら100通りの「好き」の形。
だからこそアイマスMADはこんなに楽しい。
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話は戻ってなぜフォントなのか、私などは予想の斜め上すぎるwとか発想のセンスばかりを
ただ驚くばかりですが、よくよく考えてみるとえこPにとってはフォントを作ることは必然だったのかも。
どうしてもフォントでなければ出来ないことがあったのかもと思います。
例えば切り抜きは難しいながらも最近使う人が増えてきました。
今でも抜きをしないと表現できない部分はありますが、その作業量も果てしないものです。
でももしアイドル達がフォントだったら!?
シルエットではあるけども画像ではなくそれがフォントであることは、AfterEffect使いには凄い革命なんだろうと思います。
ニコマススレ291の>>618さんも早速Flashで面白いものを作成されていました。
フォントでなら出来る事がある!ニコ動の左上GIFアニメを作っていたえこPならではの発想でしょうか。
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出来上がったPVもフォントの魅力を余さず伝えるものでした。
このフォントならこんな事も、ほらこんな事も出来る!さあどう使いこなす?
というメッセージですね。
きっと職人達もさらに思いもしなかった使い方をしてくれるはずです。
こういう直接的な言葉ではない交流…なんか感動だ。(妄想全開です)
えこPは元プロらしいとのことでやはりプロ意識があったのかも知れません。
あの作品で、フォントを使って表現したかった事が網羅されているかはわかりませんが
これからもえこPには期待です。
えこPに限らず職人の技術向上は目を見張るものがあります。日進月歩どころか秒進分歩の状態。
初めから高い技術を持っていた人も、初心者からだった人も、さらに努力して新しいスキルを
習得する人達は普通に格好いい。
- 2008/02/04(月) 21:55:38|
- ニコマス作品感想
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