08年2月P合作メドレー、やばすぎますね。
私的にわかむらPのWR3に並ぶほどのヒット。
メドレーなのにメドレーをほとんど意識しませんでした。
完全に1つの作品になってましたね。
最近月別P合作が多くて見る側にとってはとても嬉しい。
全部に感想書けてないのは申し訳ないなあと思いながら今回の感想を。
アイドルマスター 2008年2月P合作 St.Valentine's Medley ~Sweet February Memories~長い感想は以下格納
1.緩急が素晴らしい全体的に感じたのは構成の上手さでした。
途中にストーリー的なコミュシーンが入ってることで23分間もの長い間
視聴者を飽きさせないだけでなく、そのコミュシーン自体が次の曲への
素晴らしい繋ぎになっているところ。
というかこれらのシーン自体が1つの作品でした。
トークシーン?を数えてみると全部で4箇所。
・1曲目のバレンタインの後の千早・律子・あずさの会話→チョコレイトディスコ
・7曲目のChocolate Philosophyの後に来る雪歩・美希・真の独白シーン→Hot Chocolate
・13曲目のLove Shineの後に来る亜美真美・伊織・やよいの手描きシーン→ちょこっとLOVE
・18曲目の気まぐれロマンティックの後のオールスターシーン→バレンタイン
2.繋ぎの素晴らしさうーん、バレンタインという共通テーマに沿っていると同時に
次の曲への入り方が自然で違和感がなくそれでいて、曲の始まりでおおおお!と思わせる
絶妙な繋ぎ。これは全体のまとめをされた方の手腕ですね。
合作メドレーの面白さの1つには繋ぎがあると思います。
1人1人が担当パートを作成し、それを音いじりのうまさで違和感なく
曲と曲を繋ぐというのがベーシックな方法だと思います。
でも上記の4箇所は内容的には異なるトークシーンでありながらもテーマがバレンタインという
分かりやすく具体的なものであるからか、一貫性をとても感じました。
なので途中にトークシーンが入るのも必然、その後に次の曲が来るのも必然、
なんというか表現が難しいのですが、23分全ての流れに納得がいくという感じ?
もちろん、4箇所以外の部分の繋ぎも自然で素晴らしかったのですが、
ここがとても印象に残りました。個々の作品の良さだけでなく繋ぎに関しては
どうしても全体構成の上手さだと思います。
3.選曲のうまさここは完全な私の好み。
知らない曲もたくさんありましたが、全部楽しめました。
特筆すべきは最初と最後にバレンタインを持ってきたところかなあ。
この企画名を代表するこの曲をこの位置に持ってきたのはモロに私好み!!最高!!
4.アレンジ音系の方GJ!3回目と4回目のトークシーンにバレンタインをアレンジされた
BGMが挿入されてましたね。
賑やかなバレンタインの曲がしっとりとした曲に変わってました。
特に3回目のロリトリオ手描きシーンではてってってーとミックスするという
力技ながらとても自然。これぞアレンジの力です。
5.各曲感想1曲目:バレンタインカッコいい。1曲目でいきなり心鷲掴み。
ネオン風背景大好きな私にはたまりません。
あの強烈なオレンジステージと舞い散る紙吹雪の中で踊る3人に目は釘付け。
トークシーン:思わずニヤニヤしそうな事務所のある日の風景。
律子が参加した時は思わずおっ珍しいなと思ってしまった。
しかし律子もああいう妄想するんだなあw カワイイ。
2曲目・チョコレイトディスコ上でも書きましたがトークシーンからの入り方が最高。
だから3人目が律子なのかwと納得。ちょっとしたことかもしれませんが
事務所風景からステージ衣装の3人がジャンプしてこっちに来るシーンが
いいですね。衣装の色もチョコっぽくてフレームと合わせて見事な演出です。
超絶技巧な背景(板チョコ、きんぐの山、コトリのマーチ、律子ペコちゃん)
には驚いた。何あのクオリティ。こうなるとすげえ!しか言葉がでないもんです。
人力律子ロイドといいもう・・・凄すぎです。
チョコレイトディスコはPerfumeの中でも特に好きな曲なのでもう大絶賛。
3曲目:HONEY PUNCH続けざまに明るいアップテンポな曲。この疾走感いいね。
美希が可愛くて嬉しい。お菓子の背景が美希に似合いすぎ。
あの背景も作ったのだろうか。
覚醒美希に触角アクセいい。曲のテンション的にもいい雰囲気でした。
4曲目:スイートバレンタインベタにして最強のメイド雪歩。いわゆる萌え殺される人続出なパターンが
またいい。ミドルなゆったり系の曲が雪歩っぽいね。
同じメルヘンメイドでも白のメイド衣装を着た雪歩にしかない魅力があります。
5曲目:まごころこの辺でギターのシンプルな曲で歌なしを持ってくるところがニクイです。
ツンもデレもない、歌わないのに圧倒的存在感を発揮する伊織って凄いね。
6曲目:ビターチョコ律子+ボーカロイド+日常風景風ってドラマを感じさせます。
なんとなく切ない感じがするのは何故。
7曲目:Chocolate Philosophy洋楽女性ボーカルと伊織はとてもよく合う。先日のつかさPのLove Storyを連想しました。
伊織自体がどことなく外人っぽい雰囲気を持ってるから?
曲に合うってだけでなく伊織自身が歌ってるようにちゃんと聞こえるのです。
歌詞職人のおかげで歌詞も伊織っぽいみたいなのがわかりました。ツンデレ?
メイド姿の伊織もいい。やっぱり伊織は帰国子女とかの設定があってもおかしくない。
トークシーン:コミュを続けざまに見せるこの方法はベタながらいつ見てもいいものです。
特に…美希のシーンには負けた。
「プロデューサーさん搭載レコーダーを、ミキにください!」
何度聞いてもここでやられる。
シーンの合間に出る言葉もいいね(このフォント好き)
こちらこそありがとう。
8曲目:Hot Chocolateガラッと雰囲気変わってオールスターのリップスライムとは。
ここにこの曲調を持ってくるセンスの良さ。
チョコの表現うめえーーーー!銀色のアルミカップに並んだ
アイドルチョコの演出すげえーーーーーーー!
色使いがとってもいいです。赤茶で統一されたあの色彩感覚はGJ。
9曲目:恋のレシピしっとりとノリのいい曲がここに。誰の曲だろう。
伊織にこの衣装の組み合わせは好きです。
パッパッと入る実写が雰囲気出てます。
10曲目:Lovableこの曲は・・・声は良く聞くんだけど誰だっけ・・・?
パステル調の色彩にパジャマ律子だとある種の堅さがとれて
柔らかな感じになりますね。モリモリソザイの星が降ってくる部分とか綺麗。
その直後の神バの振り付けがたまりません。あの指差しポーズ最高です。
11曲目:ホワイトバレンタインあずささんが入るとビシッと全体が締る感じがありますね。
これが大人の貫禄&年長者(他のアイドルにとって)がいる安心感なんでしょうか。
雪の白&ゆったりしたあずささんの声がいいアクセントです。
12曲目:バレンタイン・キッスこの曲の年代はいつ頃の曲だったっけ・・・?
と思って調べてみたら20年以上前だったw
バレンタインの曲って昔から結構あるんだなあ。
学園モノって雰囲気がオールスターに合ってて昔の曲のMADって気がしない。
13曲目:Love Shineまた美希キター!美希の踊ってる部分全部いい!
最後のダダダダってカットが変わる部分でやられました。
トークシーン:この3人はみんな年齢が5歳程上のように感じる
やよいが・・・大人っぽい表情しすぎでしょw。伊織がカワイイ
上で書いたTOWNとバレンタインが合わさったアレンジがとてもいいですね。
ハイテンションで突っ走ってきてほっと一息やすらぐ3人の会話がいいアクセント。
14曲目:ちょこっとLoveまたまたトークシーンの雰囲気と打って変わって賑やかな曲で来ました。
この場面転換の方法うまい。やっぱりあの3人はこういう雰囲気が似合う?
○の演出がまたうまいw
15曲目:ラムのラブソングバレンタイン以外では唯一の公式曲!
考えてみればちゃんとこの曲用の衣装があるんだなと思った。
それにしてもポジティブの振り付けが合う。
亜美真美でこの曲、衣装、振りは相性抜群だった。
17:29の表情はいつみてもいいw
16曲目:チョコボールのCMソングののワさんキターーーーーーーーーー!!!
すげええええーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
全曲の最後辺りからバックモニターに移ってた辺りでびっくりしてました。
NONOWAGAってロゴも上手すぎる!
森永製菓のロゴとAMGCのロゴって似てるんですね!
それにしても・・・・・全部にツッコミを入れたい。
初見では最初から最後まであっけにとられて爆笑する機会を逸してしまいました。
その後30回くらいリピートしてますが、こりゃプロ級の出来映えですね。
空に急速で飛び上がるののわさんも、虹の上をピョコピョコ歩くののワさんも
お釈迦様なののわさんも全部がカワイイ!!!
他にもチョコボのテーマとか、ののわエンジェルとか。
3Dの完成度が実際にCMで流れてもいいくらいのクオリティ。
凄いしか言えない自分が悔しいw 絶賛リピート中です。
バレンタインというかチョコですらなくなってきた感があって
動画コメでも総ツッコミの嵐。同感ですw
17曲目:We Love Marinesののわさんで度肝抜かれてもう何が来ても驚かなくなりましたが
続けてこれはやばいでしょうw
バレンタイン監督まで来ちゃったよ。しかも小ネタがいい。
回転寿司とかボビー・オロゴンとか。バレンタイン違いだよ!というのはありましたが
さすがにボビー違いだよ!って突っ込む人は既にいなかった。
18曲目:気まぐれロマンティック来ました。遂にきました。神パート揃いのこのメドレーで
私的に一番大好きなパートでした。
もう曲の入り方から終わりの後奏の使い方まで完璧!
私はいままで、いきものがかりはノーマークだったのですが、
この曲いいねえ!CD買って来ちゃおうかな。
千「早」マリンスタジアムの引きのあたりなら流れるこの前奏部分が
もうクライマックス感ありありで、アイドル達のカットインから入るこの部分が
大団円ですよ!って言ってるように聞こえます。
クライマックスにしかない豪華な雰囲気があるんですよね。
疾走感はまさにラストスパートでした。

そして映像、素晴らしいね!!
ミニウエディングの千早ってなんでこんなに綺麗なんでしょうか?
背景に光溢れる白を持ってきてこの振りを使う千早のシーンって結構ある気がしますが
それでも私の目を奪うのに何の問題もなかった。
たぶん原曲の2番が終わってオケがほとんどないこの部分を選んだPに拍手!
爽快感&荘厳さたまらないですね。
この辺りから40回ぐらいリピートしてます。
カズマさんが言う大作感ってこれなのか。
珍しい演出ではないかもしれない、けどこの画面から発するパワーは何?
光をバックに踊る千早が輝いてます。美しい、本当に美しい。
千早のミニウェディングマジ最高。
しかも特大ウェディングケーキすげえええええええ!
何あれ!自作ステージ!?作ったの?マジで?
青空の下、ケーキの上で踊るオールスターがめちゃくちゃ格好いい。
あえてカワイイじゃなくて格好いいと言いたい。
曲・千早・バックダンサーズ・ステージの融合っぷりが素晴らしい。
拍手~!
バックダンサーズのシャニスマノ振りがいいね!センターをはる千早も綺麗。
みんな綺麗。いいものを見た、いいものを見たぞー!
トークシーン:この後の後奏がそのままトークシーンのBGMになってるんですが
入り方もいいですね。このままの勢いでエンディングまで突入!って感じです。
と、思いつつもちゃんとここでもドラマを用意するあたり、
ストーリーの作りこみが素晴らしさが際立ちます。
ここで一旦バレンタインの悲しい風アレンジが入るのですがこれがまた秀逸。
アレンジいいなあ。
19曲目:バレンタインもう一度この曲を持ってくるのが何よりいいと思うんですがどうしょう?
最初と最後で一本筋の通ったちゃんと繋がる物語でした。
確かにエンディングに持ってくるならこの曲以外にないかなあ。
楽しいオールスター会話の後のやよいの言葉から始まる最高のハッピーエンド。
なんかC4Uのラストを思い出しました。
本当に素晴らしいメドレーでした。
雑記:いい作品がたくさんあった。合作メドレーでしたね。
しかしふと思いました。単品欲しい!と思うのはいつもの事なのですが、
仮に単品が来ても、このメドレーの中にある以上の輝きを発するのかと。
たぶん、単品が来ても私はこのメドレーの方を見てしまうだろうなあ。
チョコレイトディスコも、気まぐれロマンティックもその前後の流れがあるから
あれほどまでに心打たれるんだと。
この合作がメドレーとして素晴らしいのはまさにそこだと思います。
変な言い方かも知れませんが単品よりも輝いて見えることこそ
メドレーしての完成度の高さなのかもしれませんね。
まさに全部合わさって1つの作品であり、1つパーツが欠けても完成しないまさに融合作品だと
ということを一番思い知らせてくれました。
2月Pの方々、素晴らしい作品をありがとう!
と書いてたらお疲れ様動画が来ていることに気付いていなかった。
アイドルマスター2008年2月デビューP合作 St.Valentine's Medley ~Finale~
- 2009/02/16(月) 00:40:11|
- ニコマス作品感想
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