アイマスクエストⅣ 85話 第七章12「適性」 ておくれP
なんとなくいつか来ると思っていたものが唐突に来た感じがする。
王道的な神回ではないかも知れないけど、今回の描き方はなんか妙な鋭さを感じました。
漫画チックに言えば一見普通の人と道端で擦れ違った数秒後にゾクゾクッと来るような感じ。
嵐の前の静けさと言うか・・・。
今回は最後の6秒の演出に持っていかれました。
ておくれPは引きが上手いです。
毎度毎度いいところで終わってしまうんですが、今回のあの引きは絶賛せざえるを得ません。
「はぐれメタルのけんを てにいれた」ではなく
「クリフトは ほほえみのつえを なげすてた」とする部分。
最後のほぼ弾幕になったような密集した動画コメ達がその演出の凄さを物語ってます。
最初は久々にやよネコの凛々しい表情をみれてすっごい嬉しかったんですが
急転直下、異常事態に持っていくこの超展開。
あの時の千早の「ウソ・・・なに、これ・・・」はまさに私の感想でした。
BGMに特に変化はない。だからこそある種余計にその異様さを感じるのかも。
あれを手に入れた時の雪歩の一瞬の表情が怖い。
動画コメのみんなに教えてもらわなければ気付かなかったかもしれません。
私とともにいつも併走する仲間達に感謝です。
タイトルの「適性」が重く響きますね。
最近ザラキ無双の雪歩が特に大活躍でしたが、
微笑みとともにその刃がくるりとこちらに向けられた瞬間の恐ろしさが見事だった。
紫色のオーラをまとったパンゴシ衣装&シールの雪歩の迫力は半端ないですね。
みんなが「え?・・・なに? え?」と思っているうちにどんどん悪化していく事態。
ておくれPはミステリー方面の才能もあるらしい。
しかし、この予感はたまらない。
次回なのか、その次なのか。ヤマが来るのはもう少し先かも知れないけど
決戦前夜のようなこの緊張感をひしひしと感じます。
神回ばかりのアイクエでは、目立たないかもしれませんがこの回は記憶に残りました。
- 2009/05/14(木) 01:03:02|
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