この感触・・・久々。
最近、といってもここ数日ですが、ぷつっと糸が切れたように作品感想を書こうという
気力がなくなってしまい、ニコマス視聴やその周辺の情報ツールを確認することも
なんとなく疲れて控えめになっていました。
別に特にこれといったきっかけもないので、人間のバイオリズムのなせるわざかな?
まあ、一年半近くブログやってればたまにはそういう事もあるかと思い
いっそのこと今月は更新やめようかと、思っていた矢先にこの作品を拝見しました。
アイドルマスター 歌姫奇譚 その11 ストレートP書く気力がほとんどなかった状態に一石を投じたのはやはりニコマス作品だった。
さすが我等がニコマスの力は素晴らしい。
私の場合、気分的に疲れているときは重い作品の視聴をなんとなく避けてしまうのですが
(ここで言う重いというのはシリアス系ストーリー以外にも、演出手法やテーマがって意味で)
歌姫奇譚はとても軽い。もちろんいい意味で。
視聴に体力を必要としないのでいつも見つけたら速攻で見に行っていますね。
もし帰宅して今北産業を見たときに、歌姫奇譚とわかむらP作品、アイマスクエスト、hscさん作品が
ランキングに並んでいるなんていう超嬉しいことになっても、たぶん歌姫奇譚を最初に見るかも。。
以前は、私の疲れた時の定番巡回先は
ガチ呑みタグと決まっていたのですが、
最近は少しずつ増えてきました。歌姫奇譚もその1つです。
「765プロの空に」とサブタイトルがついた今回、ひょっとして最終回?なんて感じも
作者コメで出されてますが、続きがあるかどうかはストPのみぞ知るといったところでしょうか。
たぶん、このシリーズの中でも今回はわりと地味な方かなあと思うのですが、
私的に前回の律子話に匹敵するぐらい静かな傑作でした。
いつもと同じ緩やかな空気の中で進む会話なんですが、
6:00過ぎからの展開にちょっと心が動きました。
なんていうか、気が抜けた私の中に涼しい風が通り抜けたような感じ?
よくよくそれほど珍しくない演出なのかもしれない。
社長の独白、そしてラストの2行。
もしこれが続きありきの回であれば、素直に続きをwktkするだけなのですが
ご本人が書かれているように、今現在この続きの話はまだ作られていないのでしょう。
一応、歌姫奇譚シリーズの最後になるかもしれないこの回でああいった
終わり方をするって言う部分でぐっと来たのです。
動画コメに続きを期待するコメがたくさんありました。
私も続きを見たい気持ちは十分あるのですが、このまま続きが来なくてもいいかなあ
なんて思ったりも。
「そして、少女は戻ってきた」
この一言があるだけで私にとっては十分でした。
希望というか確定した明るい未来をポーンと明日に投げておしまい!みたいな終わり方って
凄くいいなあと思いました。好きな演出かも。
だって、二人はその後どうなったかなあ><なんて心配する必要ないですからね。
ハッピーエンドなのがわかっていつつも視聴者が空想する余地がある。
もちろんストレートPなら期待以上の続きを描いてくれるに違いありません。
歌姫奇譚を今まで見てきた方なら、みんなそう思ってるのでは。
1話完結型であるけど、今まで描かれたPとアイドル達の日常風景の底に流れる
ゆったりした優しい空気は、11話までの長い間で確実に熟成されてきましたから。
前回、その10の律子の回を見たときにたまらなく感動しまして。
あの描写を描けるストレートPなら、きっとPと小鳥さんの素晴らしい物語を作ってくれるに違いない。
そう思うだけで、なんか安心してしまってもう続きを見たような楽しい気持ちになれるんですよね。
「そして、少女は戻ってきた」
たった一行でですが、この中に私を納得させ嬉しくさせてしまう何かがたくさん詰まってました。
歌姫奇譚、一段落お疲れ様でした。ストレートPの描く日常風景は大好きです。
- 2009/06/10(水) 01:45:59|
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