アイマスクエストⅣ 90話 第七章17「神の陰謀と魔の王道」 ておくれP最近全く気にしていませんでしたが、アイクエの感想は思いっきりネタバレでしたので
今更ながらですが、以下格納します。
前回の急転直下の展開からどうなることかと思いましたが、そう来たかという印象。
ニヤリと「まだ慌てるような時間じゃない」、と言われたような気がしましたw
それにしても、ておくれPは五章のあの頃からこの伏線をずっと暖めていたのでしょうか。
半年前だぜ?外伝やピサロ編を除く本編では今回が90話、パトリツコ登場時が40話。
超ロングパスの1つが今届いたか・・・。
この事実が発覚した途端に律子のセリフが胡散臭くなって聞こえるこの不思議。
なるほど。世界や予言に影響を及ぼすPや春香達 異分子を先に排除したいのか。
それならあの時律子がみんなに放ったセリフも納得できるような気もする。
律子は知的で冷静ではあるけど、他の皆の心を無視したような発言はしないと思うんですよね。
真に反論された時の表情をみれば、わかってて言っている節も伺えます。
実際、動画コメの兄弟達の中には、律子はあえて嫌われ役をかってでているんだと、
全て分かった上でそれでも言っているんだという意見もありました。
うーん・・・これはどっちなんでしょうか。律子のあの言葉にはマスタードラゴンの意志が
かなり作用しているのか、それとも律子自身がそういう意志を持っているのか。
ふと、85話「適性」で雪歩が「じゃしんのめん」に魅入られた回を思い出します。
呪われた状態での自我について、今回の中で真が伊織に話してくれたので
現状の雪歩の状態もほぼわかりました。
で、思ったのですが程度や酷さの差はあれど呪われた状態も融合者の影響を色濃く受けるのも
基本的には同じようなものですよね。真の言うとおり、
“自分の意志で動いている。そしてその行為に疑問を持たなくなる”
雪歩も呪われる前から魔物にザラキを連発するような狂信的な部分はありました。
「じゃしんのめん」に雪歩が魅入られるのも、真が「みなごろしのけん」を手に取ったのも
ある種の必然だったなら律子がマスタードラゴンと融合するのも「適性」があったから
なんだろうなあと思います。
仮にマスタードラゴンと融合していなくても律子ならある意味あのセリフはありえた…気もする。
今いるアイドル達を振り返ってみれば、律子と亜美だけはこの世界に来てからの辛い過去が無い。
亜美は今のところ接触が無いのであれですが、律子は今まで一緒に行動しているものの
他のみんながどれだけ深くこの世界に関わってしまっているか本当の意味でわかっていない可能性はある。
知識として知っているとは思うのだけど。
そういう意味で律子ならあのセリフを言う素養があるように思うのです。
確か律子はメンバーの中でも帰りたいと思う気持ちはダントツ一番だったと思いますし。
(それすらもマスドラの影響を受けていたら参考になりませんが)
私は雪歩も律子もちゃんと本当の意味で自分の意志を残しているよ派なので、
このように思うのですが、「もし失敗しても帰る世界がある・・・」以降のセリフにどうも違和感を感じる。
どう考えてもそっち方向で他の全員の賛同を得られるはずがないので。
最終的に律子に同行する千早・伊織にしたって律子の意見に同意したというより
その理由は多分にサントハイム組→Pへの私怨というかザラついた何かが混ざったものだし。
こっちの3人組はもう見事にベクトルがいいかんじにバラバラになってますね。
どういう展開になるか楽しみです。
しかしあの3人は本当にPに直接手を下すことが出来るのでしょうかね・・・無理だろう。
千早がふっきれたようで視界が極端に狭くなっているっぽいです。
そうそう、あの選択の時やよいが迷わず春香についた時にちょっとウルッときました。
もし、真が律子に言い返してなければ、やよいが律子に反論したに違いないと思う。
(やばい、そのシーンが見たい!!!><)
だって一番世界を救いたいと思ってるのはやよいだからね!(五章終了時点で)
しかし、マスドラの方ですが予言通りに事を進めようとしたって、今更間に合うものなのかな?
春香達がこの世界にきていなかった場合の歴史がどのように動いていたのか、
今となっては不明ですが、もう誤差修正できる範囲を超えてるような気がしないでもない。
予言の外にいる因子が増えすぎてかなりワクテカな展開ですよね。
精霊ルビス伝説は読んだ事がないので、ルビス方面の知識は全くないのですが
勢力がかなり増えてきました。春香達、ピサロ陣営、天界(マスドラ)陣営、閣下陣営、ルビス陣営。
今後どうなるのか楽しみすぎ。
気がつけば、勇者パーティ一行もみんな強くなってきましたよね。
今回春香が随分強くなったシーンが描かれていました。
バトランド戦士相手に・・・強くなったな春香(ノД`)お約束もありましたがw
レベルも30近くになってひたひたとクライマックスの時が近づいているのがわかります。
それなのにまだ一山も二山もありそうなのが嬉しい。
今回律子の手際の良さが光ってエンドール兵も結構強いじゃん!!というのが驚きでした。
バトランド戦士が恐ろしい強さで、強くなった魔物を圧倒するのも見ててなんか感動してしまった。
ておくれPにバトランド戦士の団体戦を描いて欲しいなあ。でもまあ物語上無理かなあ・・・
ピサロの鬼神のような強さの描き方とかもう相変わらずの神演出です。
あれみたらいくら春香達が強くなったところで叶わないと思ってしまいますよね。
今回印象的だったセリフはエビの「この時のための勇者です。放っておきましょう。」でした。
こいつ頭いいなと思わされた。脳内で勝手にゲンドウのセリフに置換されたのは兄弟たちと一緒ですw
さあ、続きが楽しみ!
- 2009/07/30(木) 02:13:55|
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