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荒川河川敷

アイドルマスターMAD作品の感想と雑記

女性恐怖症Pの挑戦 感想その1

最近話題になっている近ぐねPのノベマス「女性恐怖症Pの挑戦」を拝見しました。
メッセ仲間からオススメされていたのですが、最近よくランキングでもこのタイトルを
よく見るので見てみようかなーなんて思ってたので丁度いいタイミングでした。

アイドルマスター 女性恐怖症Pの挑戦  近ぐねP


そして・・・・

大  絶  賛  !!!!!!!!

面白い!!超面白い!!私の好みど真ん中ストレートのチェンジアップって感じ。
見てよかった。続きが楽しみで仕方が無い。
これは勢いで感想を書くしかないですね!ネタバレ成分多いので格納します。


近ぐねPのこのシリーズ、実はタイトルだけでなんとなく話の予想がつきそうな感じなんです。
ですので、ちょっと興味を引かれるなと思ってました。
実際タイトルの通りの物語なのですが予想を春香に上回る面白さがありましたね。
例えば社長の登場頻度が高くしかも結構重要な位置付けにいるところ、
こんなにしゃべる社長を始めて見た。
そして各アイドルとの出会いのシチュエーションがぞれぞれ趣向を凝らされて新鮮なところ、
765プロの所属アイドルが1人の所?から始まるのでみんなとの出会い方がすごくわくわくします。

そして最高の友である動画コメ達。
私はもうどんなに画面の文字が読みづらくてもコメントをオフに出来ない。
みんなと一緒にこのシリーズを駆け抜けるぜ。



1.第1話で感じる未来予想図

話を追うごとにどんどんハマっていくこのシリーズですが、私が最初に「!」と感じたのが第1話。
女性恐怖症のPなんだからもちろん最初は後ろ向きになりながらも
少しずつ成長していつかは立派なPになっていくんだろうなあとイメージしてました。
そしてその通りの展開があるのですが・・・。

1話の終盤にあるPと雪歩の会話の場面。私のとても好きなシーンです。
Pが女性恐怖症だと打ち明ける部分も、それを受けて雪歩が話す部分も
ある意味王道的なやり取りなのかもしれません。

でも、とても真摯な想いがあるのを感じました。Pの言葉に。
一語一句がちゃんとPが考えて捻りだした言葉なのがわかる。
雪歩の言葉もちゃんと雪歩が話しているんだと思えるリアルさがある。

主人公であるPがとてもいい人なのはそれまでの描写で十分わかるんですが
「ああ・・・こいついい奴だ」とこの瞬間思ったのでした。
最後の雪歩の笑顔良かったなあ。あの笑顔を見たときに感じたのでした。
アイドルをプロデュースする側・される側とかそんなこと関係なく
同じ目線の高さで、二人並んで同じ方向を見て、一緒に頑張っていくというのは
こういうことなのかと。
Pが言った↓の言葉は、この物語のメインテーマなんだと思う。
ひょっとしたら、たくさんの壁を乗り越えた果てにようやく辿り着けるかもしれない
このセリフ達は第1話でPの口から発せられました。

WS000567.jpg

WS000568.jpg


ここから始まる物語なんだけどこのシーンこそある種のクライマックスなんじゃないかな、
と思います。あの雪歩の笑顔を見た時にいつか訪れるハッピーエンドを確信できるから。
私がシリーズ物の1話を観た時にたまに感じる最終話への遠いロングパスがここにもありました。
仮にこのシリーズ内で描かれなかったとしても、二人の未来予想図はきっと素晴らしいものに違いないと。


2.普通の会話が心温まる件

第2話とか見ると、女性恐怖症という以外はかなりハイスペックなPのようですよねw
性格はいいし、勉強熱心だし、ちゃんと思いやりがある。
それにしても身体能力ありすぎじゃないのかw喧嘩が強くて片手懸垂ができるとは・・・

P視点で紡がれる物語は少なくないけどなんか新鮮さを感じますね。
雪歩や小鳥さん達との会話がほのぼのしてて面白いしほのぼのする。
Pと雪歩の間にまだごこちなさがあるので、ちょっとした事でも雪歩の笑顔が
見られると、見てる私の方もちょっと嬉しいんですよね。
よくありそうな描写なのになんででしょうか。

3話とか、Pが戸惑いながらもダンスレッスンをちゃんとこなして
着実に前に進んでるを見て、心からPを応援したくなってきます。
しかし・・・近ぐねPのシナリオと構成が本当にうまい。
そんなに派手なシーンも無い、シンプルな構成なのに続きを見る手が止まらない。
ミステリーを読んでる時と同じ感覚。


3.テーマの真髄を見た神回の第5話

全話面白いこのシリーズですが、5話は紛うこと無き神回でした。
誰がなんといおうと神回です。この5話だけでもこのシリーズを見てよかったと思いました。
私的に1話に続く「女性恐怖症のPの物語」のテーマの真髄がここにあると思う。

うーん、言葉にするのが難しい・・・。

雪歩が初めてのオーディションを前にめちゃくちゃ緊張して負のスパイラルに陥る
というのはありそうな内容で、Pもずっと雪歩のテンションを上げるためにはどうすればいいか
悩んで悩んで・・・というのもありそうな話なんですが・・・

ニコマスに限らず私の少ない読書経験では、大抵こういうストーリーだと
たとえ直前までいい案が思い浮かばなくても最終的にPがうまい事考えたり、
とっさの機転を利かせたり、離れ技をかましたりでうまいこと試練をクリアするんですよね。
ここでもたぶんそんな感じでPがなんとかするんだろうなと思ってました。

でも違った。私の考えが全然甘かった。

女性だらけのオーディション会場でぐねぐねになりながらもPがとった行動は驚くほどシンプルだった。
普通に言葉だけのアドバイスではどう考えても無理だろうと思ってたので本当に意外でした。

あの演出、あの描写、心底感動したと同時に驚いた。

だって・・・ ・・・ 手を握っただけなんですよ。何故あんなに感動するんでしょうか。
オデの後だってそう、雪歩の頭撫でただけなのに何故こんなに心温まるシーンになるんでしょうか。
とても言葉で表現できないのが悔しい最高のシーンです。
神回を神回たらしめる神シーンです。
すごいなあ。あの展開でああいう結末を考えるとは。

女性恐怖症のPと男の人が苦手な雪歩。
少しだけ他の組よりスタートラインが後ろだった二人。
この二人だったからこそこれほどまでに輝く描写があるということをこの回で知りました。


----------------
このシリーズは2日間で10話前編まで一気に見たのですがさすがに、まとめて感想書くのは無理かな。
続きはまた後日書く事に。

余談ですが、ついた動画コメが全部面白いと感じたのもこの回あたりから。
コメの中に何故かEDF隊員までいるようで、微妙なシンクロ具合が本当に面白いw
私もEDF隊員の一人として、笑いどころ満載だったりして。
動画コメの兄弟たちと突っ込みながら見る恐怖症シリーズは最高ですね!
  1. 2009/08/05(水) 01:10:29|
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