昨日、こちらの作品とその周辺の事で少し感慨深いことが。
アイドルマスター 私たちは、あなたの操り人形じゃない。 PV風 わかむらPたまたまtwitterを見ていた時に、わかむらPが作品アップを告知されていたので
思わず作業を中断し真っ先に見ました。そりゃ見ますとも。
そして初見でおおこれは格好いいなと、今までのわかむら作品に無かった
ジメッとした触感を伴った良さを感じてマイリストしたのでした。
で、見終わってtwitterを見ていると色んな方が感想を発言されていたのですが、
みんな結構あの作品に意味深な部分を捉えてるんですよ。
思わず、ああー><。と思いました。
私はそんな意味深な部分をあまり感じることなく、過去作品の映像をバックに
アイドル達が踊ってるシーンが凄く良かったなあとか、
春香が踊ってるあの構図いいなあとか、わかむらP絵上手いなwとか、思ってました。
私は普段曲を聴くときに歌詞を気にする事が少ないので、
歌詞に込められた意味と演出の関係などに初見ではほとんど気付く事もなく。
意味ありげなタイトルもいざ見始めてしまうと、私の頭の中からすっかり消えてしまいまして。
うーん、やっぱり私は作品から何かを受取る感受性が乏しすぎるんだと再確認し、
感想系ニコマスブロガーとして、がっくり来たものです。
その後にわかむらPのブログを見て、ああ、やっぱり色んな意図が込められてるのかとさらにがっくり。
でも、こういう見方もありですよね?
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ちょっと脱線しますが、私は「シンクロはエフェクト」と件の言葉がお気に入りで、
わかむらPがこれを発言した時もリアルでニコ生を拝見してたのですが
これこそわかむらテイストを表す、最も的確な表現だと思ったものです。
ご自身がアートディレクターと自称されている通り、わかむらPの作風って
全ての工夫が「観た時にどれだけ格好良く見えるか」に向いてると思うんですよね。
ダンスシンクロが見る者にとって映像を気持ちよく見せるエフェクトなら
意味深な描写も、歌詞に併せた構成も、ダークな演出も、
全て映像作品を格好良く魅せる絶好のスパイスに利用してしまう凄さがある。
ニコマスなどでもよくテキスト演出ってありますよね。
キーワード的な言葉がパッパッと出るような演出。中には速すぎて読めない程のものもある。
あれは文字を使いながらも読ませる事を目的としていなくて1つの画面効果として
使っている場合もあると思うのですが、ちょうどあんなイメージ。
演出本来の用途ではなくて、エフェクトの1つとして使うみたいな。
わかむらPの音いじりも自作絵も自作ステージも、ベクトルの向きはみんな同じなんじゃないかなあ。
と思ったのでした。
だから、わかむら作品を深読みする必要は無いと言うわけじゃないんですが。むむ、なんと言えばいいものか。
私にとって今までのわかむら作品は「体感」してそのスタイリッシュな雰囲気に「酔う」ものでした。
たぶんわかむら作品の最も理想的な視聴環境はトカチゴールドじゃないかなあなんて思ってます。
大音量で、体の芯に響くような重低音に身を任せて踊るクラブは
細かい事抜きで音と映像を体感して酔える、一番わかむらテイストを味わえる舞台だと思いません?(行った方!)
あれで映画館なみの大きなスクリーンにがあればまさに理想的。
わかむらP作品にはほとんど全ての作品にティンと来るのですが、体感する作品は音楽と同じで
文字として感想がなかなか出てこないのが難しい。
私の中の特別なP、6人の中で一番書きにくいかも・・・。
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と、そんなわけで今回の作品に関しても私は今までと同様の体感する見方をしたのでした。
個人的な曲の好みで椎名林檎楽曲では初めてマイリストしたのですが
春香のダンス(1:29とか!)や終盤のアイドル達が過去作品映像の前で踊るところなんて
アクアリウムバーみたいでなんか好きなのです。
Pが椅子に縛られている部分もよくわからないけど曲調に合ってるなあと。

2回目に見たときはブログを見た後でしたのでちゃんと意識して拝見しました。。
なるほど・・・。そういうことか!
ちなみにこれが元PVの再現だというのは後で知りました。
同じカッコいいでも、色んな表現方法でそれを魅せてくれるわかむらPはやっぱり凄いですね。
(2009/8/12 0:30追記)
一晩たって読み返すと、一体何を言いたかったのか自分でも分からないエントリがたまにあります。
深夜の更新はこれがあるから怖い、翌日になってブルーになる感触マジ最高です・・・・・
- 2009/08/11(火) 02:41:42|
- ニコマス作品感想
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