いわゆる神回でした。
アイマスクエストⅣ 93話 第七章20「激突!地獄の帝王エスターク」 ておくれP
ついに来た。誰もが認める神回が。
自分の事で一つ失敗したのが感想を書くのが遅れてしまった事。
こういう回は何も考えずただただその展開に心躍らせ叫びまくるのが一番いいのに・・・。
よし、衝動のままに叫ぶのは後日にとっておこう。。
予想通りと言うか、予想通り期待以上の展開というか。
これこそ、ておくれPの本領発揮というところでしょう。
息をつく暇も無いこの緊迫感。相変わらず絶体絶命を描き方が神の領域に達しています。
春香が最高に良かったね。
これまで少しずつ活躍の場はあったとはいえ、今回ほど春香が格好よかった回はなかった。
エスタークの放った闇の波動で仲間も、街の住人も、全ての人が恐怖におののく中
単身エスタークに向かっていくあの絵。あれです、あれこそ「勇者」の姿でした。
私はておくれPがこの状況で春香をどう描くか、そりゃもう期待にワクワクしてましたが
王道的な展開をこれほどまでに・・・
蒼い鳥のピアノが流れた瞬間、私の中を何かの衝撃が走りました。
9:50~11:42は長いアイクエの物語の中でも記録に残る神シーンです。
この間、目頭が熱くなる瞬間がどれだけあったかと。
春香があの一言を放った瞬間に物語の歯車が動き始めました。
11:24こそ第七章を象徴する最高のカットですね。
この為に今まで春香の見せ場を作らなかったのかと思うぐらいの勢いで見てました。
セリフ、顔グラ、曲、全てが完璧。呪文を放つ時の閣下の顔グラがこれ以上無いほどに凛々しい。
真ですらたじろぐ程の恐怖によく立ち向かいましたよね。
いつの間にか春香はこんなに強くなってたんだなあ。あの一言、あれがこれほど心を揺さぶるとは。
消える直前の閣下の言葉、ライデインを使う事の意味、最高の演出でした。
この約2分間がどれだけ魔法の時間だったかは言葉ではなかなか表現できません。
アイクエの本編では今回93話。長い長い時間を経てようやく勇者が誕生しました。
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あともう一つ(´;ω;`)ブワッときた瞬間がありました。
どうやら私の願いは早くも叶えられてしまったようです。
雪歩の戦いで、呪われた状態ではなく雪歩自身の意志がある時にもう一度「Inferno」を聴きたいと言う願いが。
あの瞬間は私も思わずみんなと一緒になって叫びました。
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!と。
もう、ておくれP大好きです。
1年前から狙ってましたぐらいのこれ以上ない程の見せ所。
Pの凍てつく波動で春香のマホステが解けた!という視聴者にわずかに芽生えた
希望もあずささんのザオラルが失敗して、
「あああ やっぱりダメか><」と落胆した次の瞬間にあの演出。
これです。この奮える瞬間こそアイクエの最大の醍醐味です。
あの時の雪歩のグラ、同時に流れるInferno、現れる3人の姿、これで叫ばなくて何時叫ぶのかと。
絶望のどん底から一気に天国に駆け上がったような高揚感はたまりません。
直前までハラハラしてた気分が、次の瞬間には
「ふっふっふ、数日前のサントハイム組じゃないぞ、今のこいつらは一番強いぞ」
とニヤケてしまうぐらいに。この3人は本当に頼もしくなりました。
雪歩を見てると本当に良い表情してますよね。
たくさんいるアイドル達。それぞれに成長度合いがあるとしたら、
誰よりも一番早く最終形態に辿り着いたのは真ではなく雪歩なのかもしれません。
一人だけレベルが高いとか、装備がもの凄いとか、呪文が充実してるとかもありますが
なんかこう、見違えた気がするんですよね。
あの迷いのない最高の笑顔、壁を乗り越え成長した雪歩はこんなに強くて凛々しくて可愛い。
雪歩はついに悟りを開いたんですね。(神官だけに)
私の中でどんどん雪歩クリフト人気が上がっているのがわかる・・・真を越えたかも・・・
(たぶん素晴らしすぎる顔グラの影響もあるけど。
顔の角度、ポーズ、衣装、視線の向き、本当にグラフィックが素晴らしい。大絶賛。)
真といい雪歩といい、呪われた過去を持つアイドルはなんでこんなにカッコいいんでしょうか。
リバストを思い出したときの真にも思わずウルッと来ました。
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エスターク戦で最高潮に盛り上がってるアイクエ。
常にピンチと背中合わせの状態で、ドキドキしっぱなしなんですが、
今後これほどシンプルに熱い展開はあるのか気になりますね。
怪獣のように暴れまくり理性の欠片も無いエスタークはわかり易いほどに勇者の敵なわけですが、
もしこの戦いが終わったら、ついにピサロとの戦いが待っているのでしょうか。
春香達にとっても、視聴者にとっても心情的に複雑な戦いがあるのかもしれませんが
正直、この後の展開が全く持って予想がつかない事がとても楽しみです。
・・・余計な事は考えずに今はこの熱すぎる戦いに浸るか!
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それにしても見なおす度にBGM挿入タイミングの素晴らしさに感激します。
エスターク戦の曲の使いどころとかが神すぎる。
4:33のフレーズのあたりとか見てるこちら側の気分まで引っ張られるかのようです。
まさに「激突!地獄の帝王エスターク」のタイトルに負けない
素晴らしい雰囲気です。
今回の1枚。本当は11:42なのですが、あえてこちらを。魔法の2分間はここから始まった。

<過去に書いた感想>
・
51話 第五章18 「暗躍」・57話 第五章24 「決戦!キングレオ城」(下と一緒)
・58話 第五章ファイナル 「約束」・66話 第六章08 「もう一つの道」(下と一緒)
・
68話 第六章10 「飛翔」・
71話 第六章ファイナル「迷走Mind」・
キャラ人気ランキング 第六章(1/4)・
78話 第七章05「声、高らかに」・
79話 第七章06「ラーニング」・
83話 第七章10「台無し」・
85話 第七章12「適性」・
88話 第七章15「デスパレス襲撃」・
89話 第七章16「地獄の帝王」・
90話 第七章17「神の陰謀と魔の王道」・
91話 第七章18「闇、身に纏いて戦う者」 ・
92話 第七章19「決戦の地」よしよし、このまま毎回書けるといいなあ。
- 2009/08/25(火) 23:20:05|
- ニコマス作品感想
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| コメント:2
感想が上がるのを待ってました!
こんな神回中の神回を前に、荒川さんが何も書かない筈がないと思ってました。
強大な敵に単身立ち向かっていく春香さんの姿に、兵士や市民達と一緒になって希望の光を感じていました。
ああ、これこそが「勇者」なのだと。
勇者誕生の瞬間を目撃した気分です。
閣下の大活躍から始まる「魔法の2分間」や、サントハイム組合流の展開にはドキドキし通しで、思い出すだけでその場面のBGMが流れ出してきてしまいます。
BGMの効果って絶大ですね。
次回の感想も楽しみにしてますw
- 2009/08/26(水) 01:38:27 |
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- LEM #-
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>LEMさん
LAMさんも感想超乙でした!!!あの感想を見て熱気がこっちにまで伝わってきました。
ええ、私もエンドールの住人と同じようにあの光景を見たかったです。
きっと胸が熱くなっていたに違いありません。
この戦いをおいて春香が勇者として覚醒するタイミングはなかったわけですが、
こんな風に描かれるともう降参するしかないなあと思います。
全てが渾然一体となって輝いた93話、続きが気になって仕方が無いw
安心してなく準備が出来るって最高ですよね。
- 2009/08/26(水) 02:37:52 |
- URL |
- arakawa77 #feDURFr.
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