プラネット☆ラヴと、まつやんPの「Space Dog」
ひと月程前、シネ☆MAD3rdの屈指の名作「プラネット☆ラヴ」のエンディングを
また見たくなって1話から見直した。
・・・・。
相変わらず最高。面白すぎる。
キャラの魅力、全編に漂うゆったりした優しい雰囲気、ストーリーの素晴らしさ、
どれをとっても秀逸な作品です。あまりの良さに既に私の中で殿堂入りしているこの作品ですが、
その中でもひときわ大好きなのがエンディングでした。
以前感想を書いたときにもだらだら書いてしまいましたが、
それまでのストーリーで描かれた全てがあのエンディングの瞬間に集結したかのような
嵐が私の中に巻き起こったのでした。
「Space Dog」が流れるあの場面は何度見ても、私の中に最大瞬間風速を巻き起こす。
たまらない!
ちなみにこの神曲「Space Dog」は、それまで知らなかったのですが
当時は知らなくて良かったかも、なんて思ってました。
もし知ってたらあの感動が若干薄まってたかもしれないなあとか。
その後ポップンのCDも買って今でもたまに聴いていたりするのですが、
この曲がどういう曲なのか、等は全然知りませんでした。
普段メロディー重視で歌詞への意識が薄い聴き方をしているのが良くなかった。
そんな時に曲の事を教えてくれたのがまつやんPのこちらの作品。
プララヴ8話を見た後に、そう言えば「Sana」さんのタグがあったなと思って
タグ検索をしてみたら目に入ったのが雪歩のサムネ。
この作品は「Space Dog」を使った優しげな画風の手描きMADで
とっても綺麗で情景描写が素晴らしいんですよね。
この時、作者コメを見て初めてこの曲の意味とか経緯とかを知ったのでした。
ニコニコ大百科は便利です。タグに並んだ「クドリャフカ」等から関連情報を
参照して、その後はググったりしたらすぐにわかった。
歌詞の和訳とか、そこに書かれた物語とか。
なるほど、この曲はそういう曲だったのか。。。
そうやって見ると、まつやんPのこの作品もまた違った見え方がしますよね。
というか、意味を知らなければ作品自体がよくわからないってぐらいに。
改めて見るとこの作品の魅力は、アイマスMADだけどメインはアイマスではなく
「Space Dog」という曲とその物語だというところでした。
なんかこういうのいいなあと思います。
描きたい何かが確固としてあって、それをアイマスを通して表現するみたいなの。
主ではなく従としてアイドルがそっと登場する描き方の魅力を教えてもらったような気がしますね。
ニコマスを通じて好きな曲が増えるのと同じように、こういう作品を通して何かを知るというのも
面白いですよね。この作品では犬が苦手な雪歩をあえて登場させることでプラスαを加えている部分も
なんか良い感じです。
ちなみにここで使われている曲のバージョンは、間奏&コーラス入りで
ポップンのCDには入ってないけど、これもとってもいい。
間奏部分のこのシーンとかすっごい好きですね。

ひょっとしたら曲を知っていた方がプラネット☆ラヴのあのエンディングはもっともっと
感動できたかもしれない。あのシーンで叫んでいた動画コメのみんなは知ってたんでしょうか。
とりあえず言える事は、知らない時でもあのエンディングにはあの曲以上にあう曲はないと思ってた。
知った後は余計にこの曲以外には考えられないと思う。
再び会えるかわからない遠い星に旅立った二人の曲には・・・
介党鱈Pのシナリオ、947daPのあの一枚絵、deadblue238Pが選曲した「Space Dog」。
やっぱりどれか1つでも欠けていたらあのエンディングは生まれなかった。
あの奇跡の合作に感謝。
プラネット☆ラヴも元はアイマスとは関係ないオリジナル小説だと
介党鱈Pが以前、弓削Pラジオで言ってましたね。
そういう意味ではこれも元はアイマスがメインではなかったと言えるのかも。
でもそれを言ったら数多あるノベマス・架空・教養講座も同じか。
ニコマスで描かれる世界はほんとに際限なく広くなりましたよね。
- 2010/06/09(水) 02:38:23|
- 雑記
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