この終わり方・・・・・いい。超好みです。
【NovelsM@ster】 インターネット物語 続・雪ねぇの部屋 【第7話】 ダイヤルアップP最近、ランキングの常連になっているこのシリーズ。
私も先々月ぐらいに見始めたんですが、めちゃくちゃ面白いですよねこれ!!!
今では、新作があがったら速攻で観にいく大のお気に入りシリーズになりました。
最初見始めたときは、あまりの面白さに1話から直近の作品まで一気見しちゃいました。
コメント率が高いのも大いに頷けます。
私も見ながら何度も笑ってしまうし、どの回も最低10回はツッコミを入れたくなりますからね。
そう言えば一度もまだ感想を書いてなかったんですが、
今回のラストがすっごく良かったのでだらだら書きたくなりました。
今回の話はいつもどおりドタバタしながらも、うさちゃん(伊織)がメインでしたね。
うさちゃんの時の伊織って日頃のツンは消えたように影を潜め、
かといってデレというほどでもない、おしとやかで優しい天使のようないい子なんですよね。
私はこのうさちゃん時の伊織がとてもお気に入り。
営業時のブリっ子とも違う穏やかさがいいんですよ。顔グラも優しげです。
同じような方向性でマミーゴ(真美)もいいと思うんですけどね。
そんな伊織なわけですが、冒頭でPが仕事を休んだと聴いた後のリアクションは
さすがにちょっと心配しすぎじゃない?なんて最初は感じました。
でも見ているうちに、ああ…わかる。という感じになってきた。
端から見てると大したことでもないのに、妙に思いつめてしまったり
自分の行動を激しく後悔することってありますよね。
"簡単に居なくなれなんて言っては絶対後から後悔する"と、りっさん(律子)に
言い放った時のシーン良かったね。
その後イケ☆メン(P)がお約束どおり現われて、
お、たぶん伊織と二人きりになる流れ?と思ってたらやっぱりそうだった。
落雷を恐れて自然に他のみんなが落ちていく流れが自然です。上手いなあ。
そして、素晴らしかったのがその後~ラストでした。
私は最初、もうちょっと二人の会話があるものだと思ってました。
だって伊織が心配している当の相手がそこにいるわけだしね。
もちろんイケ☆メンをPだと認識できないとしても、いい感じの言葉が交わされるんだとばっかり。
で、( ;∀;)イイハナシダナー で締めくくられるものだと・・・。
でも違った。
イケ☆メン自身はいつもどおりの調子だったし会話が噛み合ってたわけではなかった。
というか二人になってからほとんどしゃべってないし。
ただ、伊織が心の中に溜め込んでたものを一気に吐き出しただけだった。(しかも長文)
で、胸のつかえがとれたのか、いつもの表情に戻って
"男の人のお見舞いに何を持っていったら嬉しいか"を聞いただけ。
それに対するイケ☆メンからの返答はなし(寝落ち?)
いい。このシーンいい!やられたと思いました。
イケ☆メンからの応答がないことに対し「まあ、寝れたならよかったですぅ」
という伊織の表情のなんと優しい事。
何度も見ている顔グラなのに数倍可愛く見えるこの凄さ。
まさに天使の微笑みです。
いやー最高ですねこの演出。会話なんて必要なかったようです。
むしろあったらきっと冗長だったと思う。
伊織が胸の内をさらけ出すだけで良かったんですね。
お見舞いの品を尋ねた次の瞬間には、素直にそれを言葉に出せる伊織になってました。
自分で一歩を踏み出して殻を抜け出した伊織のこの描写、地味ながらとっても素晴らしいと思います。
ラストで暗転した時の読後感は、うまく言葉に出来ないくらい爽やかでした。

- 2010/07/20(火) 01:34:21|
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