アイクエドラマの魅力炸裂。
アイマスクエストⅣ 113話 第八章17「エルフを求めて」 ておくれPとチームアイマスクエストの皆さん
長い
なんとも嬉しい悲鳴です。
30分超え!もう何から感想書いていいものか。
3/30の夜、今日来るかな~と思っていたら来た。高確率で来そうな時のワクワク感。
最近、というか結構前からアイクエHPにもリンクのあるtwitter検索のページをよく開いてます。
検索ワードはもちろん「アイマスクエスト OR 閣下列伝 OR マスクエ OR アイクエ OR ておくれP」
さすがアイクエと言うべきか、新話リリース直後で無くても日々コンスタントにアイクエの話題がツイートされるんですよね。
毎日、1人2人ぐらい過去回含め視聴されているようです。
このtwitter検索のいいところはページ更新しなくても自動でリロードが走ってくれて、新着ツイートがあればタブにその数を表示してくれるところ。(↓のように。)

だいたい毎日Firefoxのタブを開きっぱなしで放っておくと(1)とか(2)とか、溜まってる場合があるのが普段の事。
で、あの30日の日。ふと1時間ほど机を離れていて戻って見たら(40)とかなってるわけですよ。
!!
何が起きたかは見なくてもわかっている。新話が来たのである。それ以外にはない。
すぐさま、アイクエHPに飛ぶ。もちろん手っ取り早くサブタイとサムネを見にいく為である。
そしてサムネから見える作者コメを確認、
「長っ・・・・・」
視線を4cm左へうつす。
31:22
本当になげええええええええw こりゃ楽しみ過ぎるwwwww
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とりあえず今回で特に好きなカット。

この時の律子の表情とセリフ、最高にいいよね。なんというかこれぞ律子って気がする。
アイマスクエストの顔グラの良さは今更言うまでもないけど、今回のようなドラマパートだと
珠玉の顔グラセレクトが本当に輝かんばかりの魅力を発揮します。
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サブタイからロザリー探索の回というのはなんとなくわかりました。
彼女を連れ去ったのが強盗達なのか、大魔導なのか、それとも別の要因かは前回の描写でははっきりしませんでしたが
冒頭の塔内部のシーンのスライムから、強盗達だというのはすぐに判明しましたね。
うーんやっぱりそうか。大魔導は社長だけを倒して立ち去ったとなれば
いよいよ襲撃の目的は"変わり始めた因果を強引に戻す"為だよなあ。
(後のシーンで本人も実際にそう言ってましたね)
塔のシーンでは、意外にも誰も社長について触れてませんでしたが、
考えて見ればあそこに社長がいたのを知ってるのはアイドル達では美希とあずささんだけでしたね。
そういえばあずささんいないな、と思ってたら10秒後ぐらいにあずささんの美希抱擁シーンがあってうるっときた。

みんなが集まる謁見の間に美希があずささんと一緒に入ってきた時のシーン。
大絶賛。
個人的にはやっぱり傷心の美希がどうなるかが一番の気がかりでした。
冒頭のあらすじで両脇をあずささんと雪歩に支えられる美希を見て、果たして立ち直れるのか。
それともまた一人でどこかへ行ってしまうのか。まさかそれはもうないよな。
などと色々考えながらあのシーンを見てました。
・・・・・。
・・・・・。
良かった。安心した。
というか、実のところ美希が失踪せずちゃんとあの広間に、自分から、あの表情で入っていった時点で
安心してしまっていた部分はありました。
そこにあのシーンですよ。
やっぱり気になりますよね。みんながどういう表情で美希を迎えるか。
言葉の無い4:24~4:40までの間。
ここ数話で一番顔グラを凝視したんじゃないかと思うほど春香達の表情を見つめてしまいました。
まったくもう・・・・
結論: 顔グラ班の方々のお仕事、ておくれPのセレクトが素晴らしすぎる
実際の視聴しながら見ると本当にいいシーンなんです。

もう、なんて絶妙で繊細な表情をここで持ってくるんでしょうか。
春香らしい表情、やよいらしい表情、千早らしい表情、伊織らしい(ry
みんな少しずつ違う、けど優しさと暖かさが伝わってくる、とっっっっっっっっっっっっってもいい表情です。
セリフがないのにみんなの気持ちが伝わってくるよう。
なんか美希側スタンスで見てるから、みんながあの表情で迎えてくれる事が嬉しくて
余計に感慨深いものがありました。
しかも、生意気な事にコメディ役の亜美まで結構いい顔をしてるんですよこれが。
そして、もう1つ。
みんなの表情を追ってる中、「あれ?雪歩の表情だけ硬い・・・」と思った次の瞬間、
優しい笑顔で美希に声をかけた雪歩。
ようやくか・・・・雪歩がようやく美希に話しかけてくれました。

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・美希の復帰
しっかし、美希は素直な子ですよね。
心の中の事が全部表情に出る。顔グラみてるだけでセリフが無くても
なんと言いたいか全部わかるぐらいに。
声をかけた時の雪歩があまりに優しさに満ちた笑顔だったので、余計に自責の念を感じてしまったんでしょう。
でも、美希の長所って次にこのセリフが言える事なんですよね。

美希は人一倍感情に左右されやすいですが、物怖じせずストレートに感情を相手にぶつけるのでこれが言える。
これが言えてわっと泣くことが出来る彼女はちゃんと自分の中で清算して立ち直る事が出来るタイプ。
しかも今回はロザリーが攫われてしまった事で、美希の思惑に反した結果となってしまったことから
ロザリー探索においても自分の責任を感じ、なんとかしなくてはという「次の強い目的」が出来たことも
自分から立ち直る後押しとなったかもしれませんね。
この後で街で聞き込みに行った時の美希の瞳に宿る強い意志の輝きがそれを表しています。

雪歩が美希の内側にたまった心情を吐露させて、真が前へ進むための目的を与えてくれました。
まったく・・・・相変わらずにくい演出をしすぎでしょう。。しかもこの二人か。
美希をみつめる真の表情もとってもいいんです。優しさと冷静さがあわさった眼差し。
動画コメの言うとおりです。真はなんでこうも主役並みに格好いいんでしょうかね。

あともう1つ。ピサロにも感謝しないといけないかもしれない。
ピサロ本人に阻止されることが美希には一番残酷だったと前回書いた記憶がありますが
でもそれが結局美希にとって、自分の中でケリをつけることにもつながったのかも、とかね。
静寂の玉がなければバッドエンド確定だったわけですが、もしあそこでP以外の誰かに阻止されていたら
こうやって再びみんなと一緒になる事もなく、また失踪していた可能性はかなり高いように思います。
美希は恵まれてますね。最高の仲間にも、Pにも、一見波乱に見える運命にも。
前回ラストの場面では、美希はこの先どうやって立ち直るのか心配だったんですが
雪歩が泣く美希を抱きしめるあの場面で、ああこの子はきっともう大丈夫だと思うことができました。
そう信じさせてくれる説得力のあるシーンだった。
・雪歩の見えない心
実は、美希の事で安心したのもつかの間、今度は雪歩が気になって仕方ない状態に。
動画コメでも多くついていた雪歩の「あの発言」について。
あれをみんなの前で、躊躇なく言えるのは私もびっくりしました。
動画コメのみんなが言うように、あれを雪歩の成長の証、と思うのは私も同じなのですがなんか気になるんですよね。
アイクエではあまり接点のなかった二人(雪歩・美希)のシーン。

以前にも何回か書いたんですが、雪歩が暴走する美希をどう思ってるのかずっと気になってました。
美希と何度か対峙したときも雪歩だけは何も発言しなかったしね。
誰かの為に自分を犠牲にしてまでも思いを遂げようとする強い意志により暴走した過去をもつという意味で
2人はとても似ています。
なのでピサロの為に地獄の帝王になろうとした美希の気持ちを本当の意味で理解してくれるのは
ひょっとしてあずささんではなく雪歩なのでは?とずっと思ってました。
でもなかなか雪歩はその心のうちを表に出してくれなかったんですよね。
今回の少ない言葉だけでもなんとなくわかる部分はあるので満足ではあるんですが、正直な話もうちょっと
胸のうちを明かして欲しかったなというのはあります
そしてあの時の表情。

今まで繰り返してきたように表情(顔グラ)が素晴らしく、これだけでいろんな感情が読み取れるアイクエですが
呪いが解けた後の雪歩って、唯一、表情からは心の内がなかなか見えなくなってしまったキャラだと思ってます。
エンドールでのエスターク決戦以降、天使のような微笑みとキリッとした凛々しさで私の心をつかんで離さない
彼女ですがあまりに優等生すぎてふと心配になることがあります。
アイクエの雪歩と美希は似たもの同士ではありますが、性格は対照的と言ってもいい程違いますよね。
その決定的な差が、雪歩が美希を抱き締めるシーンにあの凝縮されてるような気がしました。
その差は、上でも書いたこの手のセリフを言えるか否か。

雪歩はこれが言えないタイプなんだと思ってます。
91話では呪いが解けた直後は感情が表に出てたものの、続く92話で復帰する際は
泣かなかったし胸のうちを吐露することもなかった。
あの時、全てを邪神のせいにして胸のうちを笑顔の裏に押し込めたとき
自分の二度と想いはもう決して表に出さないと決めてしまったんだと思う。
~92話 第七章19「決戦の地」 より~

強くなった事と、それを乗り越えられたかは別物ですからね。精神力で抑え込んでいるだけ、と取る事も出来る。
美希に言った「良いから、良いから美希ちゃん!」、「私も千早ちゃんたち・・・(中略)」の両方とも
言葉を削ったというか、全てを言わず飲み込んだ言葉がかなりあるような気がした。(気のせい?)
あのシーンは、既に立ち直った雪歩と、立ち直れていない美希ではなく
むしろ、立ち直れる美希と、未だに抱え続けている雪歩なんじゃないかと何回か見てて感じました。
最近は凛々しさ・格好よさが目立つ雪歩ですが、美希や真に比べてずっと不器用な子なのかもしれません。
だからこそ好きなキャラでもあるんですが。
・・・・。
と、まあ根拠の無い妄想の限りを尽くしてしまいましたが、
実際のところ、雪歩はもう既にあの件を克服できているかもしれないわけですし、全然心配いらないかもしれませんw
今のところ特にそういった描写もないですし、杞憂の可能性が高いですねw
それに、いつかハッピーエンドを迎えたときにはその根っこの部分も解決されるはずですので、妄想乙といったところで。。
うーん、1回で感想を書き終える予定だったのに、以外と進んでいない・・・
まあ、特に好きな美希マーニャとと雪歩クリフトの事となったらしょうがないよな、うん。
しかも顔グラが良すぎるせいで、ちょっとスクショ貼りすぎましたね。。
続きはまた後日。
- 2012/04/08(日) 00:18:20|
- ニコマス作品感想
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