ラストが好き
アイドルたちの何気ない日常 ~その14~ 弓削P
つい先日のさんさんシリーズ含めてここ数話の傾向を見ると・・・・
近頃の弓削P作品の流行は、春香!って感じでしょうか。
私も最近、春香のキャラについて色々興味が出てきてます。
今更ですが、弓削Pはあの改変顔グラを完全に自分のものにしてますよね。
セリフと顔グラのセットが生み出す表現が実に上手くて、
特に春香はセリフ以上に顔グラによって色んな感情表現がされているようにも感じます。
あのしたたかな春香は改変顔グラあってこそですよね。
でも、今回については春香はちょっと置いておいて・・・
今作を見て私の中でますます評価がうなぎのぼりに上がっていくのは真でした。
真が格好良すぎる。今まで何度同じ言葉を発したかわからないくらいですが
高校生らしい部分もありつつ、何か言われても動じない強い芯と
うまーく受け流したりする物腰柔らかな部分と全ての物事を自然体で楽しむ余裕がある。
ラスト

せっかく千早と食事してるのに春香に乱入されてしまって少しくらいムッとしてもいいくらいなのに、
笑顔で(見えないけどきっと笑顔)で「ボクの隣空いてるよ」とか、私を惚れさす気か!
このラストのシーン、弓削Pらしい締めのBGMが和やかですごい好きなんですが
ここで真の一言がポンとあるだけでなんかこう、読後感の爽やかさ10倍増しといいますか、
一気に優しくなれそうな気分になるわけですよ。
いやーこういう描写を入れてくるのが弓削Pですよね。
立ち絵のないあのカットに真の格好よさが凝縮されてると思います。

あと真と千早の会話シーン、ここも素晴らしいんですよ。
千早の言葉を聞いた時の真の表情。この真の目がとってもいい。素直に感心してる目ですね。
真が千早を好きな理由ってなんとなくわかるんですが、ここの会話なんてまさにそういう部分が
もろに出ている場面だよなあと思います。
私が大人だ大人だと言っている真。この達観した性格がいつ形成されたかわかりませんが
真が今の真になる過程で無くなってしまったもの(決して悪い意味ではなく)を未だ持ち続けて頑張っているのが
千早とかやよいなんでしょうね。
でも、かといって真も自分を抑え込んでいるわけではないのが↓の場面。

わかるわかる。真も決して自分を抑えているわけではなく彼女なりにごく普通に感情を出しているし
ストレートに発言もしてるんですよね。大人でありつつも無理をしていないのが真の魅力だと思います。
この後、千早に向けた表情も真の本心なのは嬉しそうな雰囲気がこっちまで伝わってくるからよくわかります。
私も青雲の千早はかなり好きです。さっきの怒った表情もとっても魅力的ですよね。
ちなみに真がトリオのリーダーだと言うのは初めて知りましたが、まあ納得の人選でしょう。
春香も雪歩もそれぞれ成長しているようですが、やはりリーダー向きの性格をしてるのは真だと思います。
こりゃあ松永Pが放任主義になるのもわかりそうな気もしますね。放っておいても大丈夫そうな気配がこのトリオにはありますから。
真・春香・雪歩、改めて見るとすごくバランスのいいユニットかも。
こりゃ早いうちにBランクに上がるかな!?
この蒼白な雪歩には笑った

- 2012/04/25(水) 00:42:46|
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