続き
アイマスクエストⅣ 115話 第八章19「その血、何を継ぐ者か」 ておくれPとチームアイマスクエストの皆さん
前回、春香の事しか書いてなかったので最初から改めて。
サムネとサブタイに気になるものを感じながらも、やっぱり初っ端からの戦闘シーンは熱かった。
VSダースドラゴン。
前回の引きだったVS大魔道の方は気になりましたが、とはいってもこっちも注目でしたからね。
千早が露骨に嫌がってるのが可愛いなあと思いながらも、視線は伊織の方へ。
伊織の正面からみたこの顔グラってかなり好きです。冷静なあの伊織が覚悟を決めた雰囲気があって格好いい。

戦いが始まる瞬間の演出が素晴らしかった。姿を見せず炎で画面が赤くなるあれ。
ダスドラの巨大さと炎攻撃の強さを表現してました。
ダースドラゴンとは二度目の戦いだって言うのにいつの間にかすっごく大物感が増したボスキャラになりましたよね。
まあ、デスパレス郊外であれだけの苦戦を見せられれば納得の演出なんですが。
それにしても必中ラリホーの凶悪さがやばい。
動画コメでもありましたが、これで2回攻撃だったら詰んでましたよね。
しかし、DQ1~4までの設定を本当にうまく使ってるのがわかります。
私はFC版のDQ3と4を全部、あとFC版DQ2を中盤までしかやってないのでDQ1とかは未プレイなのですが
後になってネットで色々調べてみると動画コメのみんなが教えてくれるとおりで、
改めてストーリーへの組み込みの上手さに舌を巻きます。
見ている間やきもきして仕方がなかったのは
くっ・・・千早の攻撃さえ連続で当たればいけるのに!!><と思いつつも都度眠らされるという状況。
ああもうバイキルトかかってるのに! 伊織が最後にかけてくれたルカニが効いてるのに!と思いながらハラハラしてました。
そうそう。この戦闘、春香のザメハと千早の攻撃力が要でしたが、伊織も地味にファインプレーだったと思うのですがどうでしょう。
倒した瞬間は「よっしゃああああああああああ!!!!」と思いましたが、退散するのを見てがっくり来た。
くそっ、まだ登場するというのか・・・・
でも、退散でも良しとするしかないのか。もし春香が来てなかったら間違いなく全滅していたと考えると、
あそこで村へ引き返した春香の判断は正しかったんだと思い知らされますね。
余談ですが二度目のザメハ。動画コメの「コロンビア!」に爆笑してしまったw
千早のこのポーズはこの状況においても笑いをそそられます。

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VS大魔道
よし!来た!問題はこっちだ。と思いつつも、なんかキースドラゴンが増えてるのを見て、おいおい・・・という気分に。
全体攻撃を仕掛けてくるドラゴン系はそれだけで苦戦の元なので嫌な予感が・・・

と、そこで「ん?」と思ったのが真美。あれ、いつの間にか美希についてる。
あれ?移動シーンを見落としたかな?と思い少しシークを戻してみたけど、最初から美希についてるようだ。
一応念のため、前回114話を見てみたけど最後まで真についてたので移ったのを見落としたわけでもないらしい。
あ、ありがとう真、真美!!!!><
・・・・後の戦闘シーンでも動画コメのみんなが言ってたけど、HPが少なく回復の手段がない美希についてくれたんですね。
私はどうしても美希贔屓というか美希の(過剰な)保護者視点で見てしまうので、二人の美希への心遣いに嬉しくなってウルッと来てしまいます。
描かれてはいないけど、美希へ移るにあたって真と真美のやりとりを想像するとたまりませんね。
もう、真も真美も雪歩もみんな格好良すぎ。みんな死ぬなよ。
戦闘開始シーン。

この両手に呪文を発動させ、余裕をかましている大魔道が少し格好いい件。いかにもな悪役だけどこいつの大物っぷりはやばいな。
と思った次の瞬間。
おおおおおおおおおおおおお!!!グラが!専用グラがああああああ!!!!すげええええええええええええ!!!!まさか対挟撃用のグラなの?いやいやちょっと何ですかこれは。
大魔道が少し格好いいとか言ってるレベルじゃない。滅茶苦茶格好いいだろこれ。
あのグラのなんと素晴らしいことでしょうか。その完成度もさながら
立ち位置を移動せず、「貴様らの相手など挟まれたままでも問題ないわ」とでも言いたげに両手を広げたこのスタイルの風格がやばすぎるw
そりゃあ驚きのコメで画面が見えなくなるのもわかります。
あの大魔道を相手にエビと共闘、しかも真雪歩美希の3人というそれだけで燃える展開なのに
しかもこの専用グラによるイベントバトルのような特別感。
もう見てる私のワクワク度合いはMAX。
なるほど、これもておくれPが大切にしているという「格」の表現なのかもしれませんね。
性格の悪そうで典型的な悪物キャラの大魔道ですが、強者しか持ち得ない威厳は確かにここにあった。
あのグラ1つでこうまで私の中の印象が変わるとは驚きでした。
・・・・もう少し大魔道に対して善戦できるような気がしたんですが、やっぱり難しかったですね。
とにかくキースドラゴンがすっごく邪魔だった。(いなければ鬼こんぼうと真でそこそこダメージいってたはず)
その鬼こんぼうも結構攻撃はずしてたし、意外とあっさり呪文でやられてました。
(もうちょっと頑張れよ><、というかエビももうちょっと鬼こんぼうをサポートしろよと)
エビの狙いもいまいちつかめませんよね。エビ自身にあまり大魔道を倒そうという意思がない感じでしたし、
じゃあ何しにここへ?となるわけですが、当初の予定通り真達をぶつけて様子を見るに徹していたのか。うーんわかりませんね。
ダスドラ戦とは別の意味でやきもきします。わかりきってましたが美希の呪文攻撃が効かないのが何よりきつい。
(美希がドラゴラムを使ったのはあの直接攻撃のため?そこだけちょっとわからなかった)
真の魔神斬りが成功した時はよしっ!って感じでしたが、勢いが続かない。
そして大魔道についてですが、あれってやっぱり美希だけ残したんでしょうか?
味方のはずのドラゴンを倒してしまったのも美希が死んでしまわないようにしたと考えるのがやはり妥当なのか。
動画コメでは真の回復手段を絶ったのでは?とかの意見もありましたが、それならそのメラゾーマを真にぶつけたほうが早いですし。
あのシーンも謎ですが、そう遠くない頃に判明するかもしれませんね。
ここにきてまだ細やかに伏線を張り続けるておくれPマジ最高です。
ドット絵の動きのあまりの細かさに感動したシーン。

ピサロが来た時は、もう待ってました!と言わんばかりの勢いでしたよね。
Pきたあああああああああ!!!(絶好のタイミングだけど遅いよ><)
登場と同時に間髪いれずに切りかかる速攻はバズズの強襲と同じぐらいのスピード感です。
現状、大魔道に対して最も互角に渡り合えるのはピサロだけ。攻撃力からもHP面からもバイキルト的にも魔神斬りの精度からも。
(もしピサロとマホステ効果のある雪歩の2人がセットなら普通に勝てそうですよね)
次から次へともうなんと燃える展開の連続なんでしょうか。
ピサロが来たことの安心感と頼もしさはもうなんと言ってよいやら。メラゾーマ2発受けてちょっとHPが微妙でしたが次で先制とれば
ベホマで回復できますし暗黒回廊で逃げられなければ勝てたのではと思うと非常に悔しい><
しかしやっぱり逃げられたか。予想はしていたとはいえ毎回これ使われたらいったいどう倒せばいいんでしょうかね。
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地平線が迫ってくるような魔物の大群が押し寄せる演出には心底震えました。
ドット絵で映画もかくやという演出。本当にこれはMADなのかという、あの日何度目になるかわからない驚愕の瞬間。
なんという絶望の表現、なんという恐怖の表現。
すげええええええええええええ!!!!!!!いやもう本当にこれはMADの域に留まるレベルじゃない。
私だったらあの大群を見た瞬間気絶してるか逃げ出してるかしてますね。
いやー、あれを見て落ち着いていられる伊織やあずささん、気が引けながらも指示を出せる律子が凄すぎます。
-----以降、春香の戦いは前回感想で
・・・何度見ても春香のシーンは胸に来る。
そういえばトヘロス3連発の時、果たしてあの魔物達に効くの?的なやりとりが千早や律子の間で交わされてました。
でも、あの3連発は放った春香自身、相手に効く効かないはあまり考えてなかったような気がしますね。
閣下の戦い方を自分がやる事に意味があるのと、あの時の「私が勇者だ」と同じく、強大な相手に対する不退転の宣言ようなものに見える。
トヘロス3連発。あの春香の描写はておくれPが成せる珠玉の演出だと思います。
この115話は全てがおかしかった。冒頭からダスドラ戦、大魔道戦、魔物の行進から春香の戦いと
とんでもないクライマックスずくめで、この時点でもう私の中は色んなものが溢れんばかりの状態でしたが、まだ終わってなかった。
パルプンテの時何が起こったのか私には瞬時には理解できませんでした。
普通にパルプンテに失敗して全滅!?なのかと一瞬思ってしまった。
FC版DQ4をやった時の記憶なんてもう20年前?なのでどんな効果があったのかはすっかり忘れてましたから。
理解できたのは、見終わった後ネットでDQ4のパルプンテ情報を調べてから。
なんてこった・・・これも原作ゲームにあった元ネタだったとは。ておくれPはいったいどこまでストーリーを練り上げているのか。
天から光が降り注ぐ神ドット背景の演出。光輝く竜が誕生する演出。
春香も頑張ってきたのにこれまでなのかという状況下で響く二度目の蒼い鳥。
もはや完全に映画。
さすがにここまで来ると「おおおおおおおおお」とか心の中で叫ぶ余裕もなくただただあっけにとられながらふるふる来てました。
この演出の為の神ドット絵・・・ため息しか出ない。

何度か見直して落ち着いてくると色々考えちゃいますよね。
この現象は今後も起こるのか、それとも確率論的に考えて今回限りの奇跡なのか。
でもどういう展開になるにしろ、ここまでの神回を見せられてしまってはもう黙って続きにワクテカするしかないでしょう。
安心しているところへラストの衝撃の展開も含めて。
私はつい「金の針、金の針をだれか!」と思ってしまいましたがDQ的には別のアイテムのようです。
(DQ5はやってないので知らなかった。残念。)
石化を解除するとなると、どうやらまだ簡単にはエンディングに向かって一直線とはいかないようですね。まだ伏線もいっぱいありますし。大魔道の真の狙いもまだ謎ですし。
もし114話と115話が分割されずに1つの回だったら・・・・。いやいや、分割で本当に良かった。
(もし分割されてなかったらサブタイは「天空の勇者」に統合?)
114話のあの引き。ああいう状態で次回を待つのもそれはそれで結構楽しいもんなんですよね。
これほどの神回をいっぺんに味わってしまうのは贅沢すぎるというものでしょう。
114話もこの115話も何度も見直しましたが、見る度に感嘆します。
そのストーリーに、演出に、ドット絵・背景に、顔グラに。あまりに凄すぎて、あまりにMAD離れしすぎて
遠い存在になってしまったかのような錯覚するくらいに。
アイマスクエスト最高。とっくの昔に私の中では伝説になってます。
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癒しのひと時。復活した真美がぴょんと美希の頭に飛び移ったところ。
美希と真美の間でどんな会話がされてるんでしょうね、このカット可愛さにとろけそうです。

真っ先に春香に駆け寄る千早、ザオラルを頑張ったあずさ、異変を感じ取ったようにも見える伊織。
ほんのわずかな描写にもドラマがある。こういうシーン大好き。
<過去記事>
・51話 第五章18 「暗躍」
・57話 第五章24 「決戦!キングレオ城」(下と一緒)
・58話 第五章ファイナル 「約束」
・66話 第六章08 「もう一つの道」(下と一緒)
・68話 第六章10 「飛翔」
・71話 第六章ファイナル「迷走Mind」
・キャラ人気ランキング 第六章(1/4)
・78話 第七章05「声、高らかに」
・79話 第七章06「ラーニング」
・83話 第七章10「台無し」
・85話 第七章12「適性」
・88話 第七章15「デスパレス襲撃」
・89話 第七章16「地獄の帝王」
・90話 第七章17「神の陰謀と魔の王道」
・91話 第七章18「闇、身に纏いて戦う者」
・92話 第七章19「決戦の地」
・93話 第七章20「激突!地獄の帝王エスターク」
・94話 第七章21「激突!地獄の帝王エスターク 後半」
・95話 第七章22「マスタードラゴン」
・96話 第七章ファイナル「覚醒カタルシス」
・キャラ人気ランキング 第七章 その1 / その2 / その3 / その4
・マーニャ編01「不器用な姉」
・マーニャ編02「魔界の戦い」
・ピサロ編外伝 「ロザリー大作戦」
・マーニャ編03「美希スパイラル」
・マーニャ編04「エドガンの娘」
・マーニャ編05「悪魔の誘惑」
・マーニャ編06「全てはピサロ様の」
・マーニャ編07「拒否」
・マーニャ編08「変化」
・マーニャ編09「最強の魔法使い」
・マーニャ編10「光の眷属」
・マーニャ編11「解呪」
・マーニャ編12「さよなら」 その1 その2 その3 その4 その5
・キャラ人気ランキング マーニャ編
~八章01~07は後日に~
・104話 第八章08「デスパレス潜入作戦Ⅱ」 その1 その2 その3
・105話 第八章09「大空の覇者」 その1 その2
・106話 第八章10「勇者」 その1 その2 その3
・107話 第八章11「激昂」 その1 その2 その3
~八章12~13は後日に~
・110話 第八章14「第二の地獄の帝王」 その1 その2
・111話 第八章15「もとにもどす」
・112話 第八章16「時は来たれり」
・113話 第八章17「エルフを求めて」 その1 その2 その3
・114話 第八章18「天空の勇者」
- 2012/06/06(水) 23:31:25|
- ニコマス作品感想
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