見たかった外伝
アイマスクエストⅣ エスターク物語 前半 ておくれPとチームアイマスクエストの皆さん
ここで閣下の外伝が来るとは・・・・
公開してくれてよかった。これは私にとって必要な物語だった。
アイマスクエストと言う物語がどんどん濃く深くなっていく・・・。

城の高台から見下ろすこの光景。この一連のやりとりのシーンで既にあまりの切なさにうるうるきてしまった。
長いアイクエの歴史の中で屈指の名シーンがまた生まれたようです。
このエスターク物語が私の胸をうつのは、二人の物語の結末がハッピーエンドではないことがわかっているからですね。
毎回予測不能の展開を見せてくれるアイクエですが、今回だけは違う。
後半で何が描かれるかはわかりませんが、それでもいつかは春香の見た夢に追いついてしまう日が来ることをみんなが知っている。
透明感のあるラーミアのテーマをBGMに流れる中、二人の会話の優しさと悲しさに満ちた空気がたまりません。
とっても綺麗なシーンです。
前後編という構成も絶妙ですよね。
後編で描かれるであろう何かを見たらそっちに意識がいっちゃうかもしれない。
この神シーンの状態で止めてくれたておくれPに感謝です。
見終わって思いました。後半が公開されるまでの1週間、それまで感傷に浸る猶予をくれたんだと。
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エスト・アークいままでさんざん強敵が登場してきたと言うのに、その上をいくかもしれない強者の演出に驚愕しました。
呪文の同時発動とか。。ありそうで私には全く考え付かなかったですね。
考えてみるとターン制の戦いでは2回攻撃も同時発動も似たようなものかもしれませんが
なんかやたら凄く感じる。しかも"同時"であることならではの描写が秀逸すぎる。
「一度○ぬか?」のセリフなんてよくありそうですが、次の瞬間ザキとザオリク同時とかおおおおお!と思いました。
メラゾーマ使ったメテオストライクとかもはや反則技だろうと。
動画コメにもありましたが、もはやダイ大ネタがネタじゃなくなりそうなほどの驚き。
あまりの上手さに感嘆と笑いが同時に襲ってきて変な感覚でした。
それにしても強い。レベルもさることながら魔法使いとしての純粋な力だったら大魔道やエビと比べてどうなのか気になりますよね。
もし2chで「アイマスクエスト強さ議論スレ」とかあったら、話に花が咲いてしまうんじゃないでしょうかw

しかも、エストってキャラ的にも普通に真面目な好青年って感じで初登場とは思えないほどしっくり来ます。
顔グラの方もいかにも賢者らしい風貌で主役してもいいような雰囲気をまとってるし
仲間にしたいタイプですよね。理屈屋っぽく伊織あたりと結構ウマがあいそうです。
Sとアーク以前から夜の帝王やマスドラの話には昔のエスタークの情報がありましたが
私の中ではいまいち理解が追いついておらず・・・元賢者のエスタークと閣下の関係がよくわかってなかったのですが
今回の話でやっと点と線が結びつきました。
(姿の違いについてもなるほど、モシャスを使ってたからだと納得)
なんか伏線が明らかになる時ってワクワクします。
それにしてもこういうシリアス系の外伝ですら、隙あらばとコメディ成分を盛り込んでくる相変わらずの手腕に
尊敬の念を禁じえないところです。実際2回目のあれ↓には思わず笑ってしまいましたし。
しかし、こういった笑えるシーンすら今回後半の切なさを余計に引き立たせるスパイスに感じるのは私だけ?
二度目の説明に爆笑した

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閣下列伝
閣下の本心を始めて聞いた気がした。
今まで長い長い間にわたって彼女の行動と言葉を見てきたけど、それでも私の中では謎の存在であり続けた閣下。
封印された時、閣下の目的がいつか明かされるなら、どういった形でなのか気になってたのですが・・・
こういう形で明かされるとはね。
閣下列伝というタイトルに今までも何度唸らされたかわかりません。そして今回も。
ある意味このタイトル名がておくれPの放った伏線の中で一番のロングパスなのかもなあと思ったり。
このシーンを見せておいて次の場面でブルーメタルの鎧をまとったカットインを持ってくるあたりが
稀代のストーリーテラーておくれPなんですよね。
今回もサムネセレクトが素晴らしすぎた。
「エスターク物語」という文字がサブタイに並んでいる、その横にこのサムネがある意味。
その後の歴史を変えたターニングポイントとなった象徴的な一枚。
セリフ欄まで含めて額に飾りたい屈指の神カットです。

この続きを日曜夜に待てる幸せ、最高です。
続き>
- 2012/07/08(日) 20:03:51|
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