最高のタイトル。
アイマスクエストⅣ 118話 第八章22「 魔王 対 勇者 」 ておくれPとチームておくれの皆さん
まさか深夜に来るとは思わなかったなあ。
1週間前のあの時はタッチの差で寝てしまった後だったので、翌朝起きてビックリですよ。な、なにぃ!!!!
帰宅して速攻で見ました。
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ギガモンのコナンベリー襲撃。
まさかギガモンが倒されるなんてことにはならないよね?美希も亜美もいないときにそんな悲しい事にはならないよね?
と祈りつつも、恐らく普通に勝負がつくような形にはならないような気もしていました。
何より今回のタイトルがそれを連想させます。
ギガモンのドット絵があまりにも細かく動くのに感動。
前回のラストでのギガモンの怒りの描写が素晴らしかったのがつい昨日のように思い出されますが
戦闘が始まってからも凄かった。ドット絵班の方々の仕事ぶりがキラキラと輝くようです。本当に素晴らしい。ギガモンはHPも滅茶苦茶高いし自動回復あるし痛恨あるし、確かに強いですが
呪文攻撃ないし今の春香達なら普通に勝てそうですもんね。
デーモン族が加勢に来るのは想像していなかったですが、動画コメにもあったように
さすがにデーモン族のボスが戦ってる以上来てもおかしくない・・・
しかしそれでもべレスぐらいだったら雪歩の回復が追いつかない事もなさそうですし、たぶん勝てるだろうと。。
そうなると、春香達に敗れて撤退ぐらいが丁度いい落としどころかな?
などと思いましたが、ておくれPがそんな普通の展開にするはずがない。
そんな事を考えながら戦闘シーンを見てたのですが、まさか春香一人になる展開は予想外でした。
三人に町へ行くよう言った時には私も「え!?」って思っちゃいましたから。
いやいやいや。せめて雪歩は傍にいた方がいいんじゃ・・・痛恨きたら終わりじゃん。さすがに1対1は無理でしょ。
でも・・・直後の春香の顔グラの頼もしいこと。。
115話以降、私の中で春香のイメージが大きく変わってから春香の戦いには安心してみていられる何かがあるんですよね。

あの表情と落ち着いた言葉だけで「あ、春香がそう言うなら大丈夫なんだ」と見てて思えるんです。
町は絶対に守るというスタンスもブレてませんね。
なるほど、これが勇者の貫禄か。ておくれPが今まで積み上げた描写は私の中で確かな説得力になってました。
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INFERNOが流れた瞬間のテンションはやばい。
今まで雪歩のテーマの印象がありましたが千早の曲でもありますもんね。
この曲が来る以上、千早無双は約束されたも同然。
うおおおおおお!!!!千早つえええええええ!高レベルでキラーピアス装備の千早にはこれがあるんですよね。
私もDQ4をやってた時はアリーナは主戦力だったので最後の方は会心連発してました。
しかし、町の住人にも噂になってるらしいですねw以前デスパレスでも魔物に「噂の怪力王女?」とか言われてたの
思い出しました。
こっちではどんな内容の噂なんだw

そして一方やよい。
破邪の剣にこめられたベギラゴンが強すぎる。やよいもつえええええええ!
やっぱりこれ反則じゃないw? ダメージ100のベギラゴンがMP消費なしで使えるとか。
今のやよいは真と同等の戦力なんじゃないでしょうか。終盤まで第一線で行けますよこれ。
美希、なんて凄いことをしてくれたんだ。
そしてありがとう。ここにいないのにやよいと一緒に戦ってくれてるんだな。
雪歩も。
あのベホマラーとスクルトで目頭に熱いものが来た。
サムネにもなってる呪文のカットイン本当にいいですよね。穏やかに微笑みながら唱える回復魔法。
町全体にかけるなんてどんだけ成長したんでしょう。
動画コメで「町の人全員雪歩信者になるんじゃw」ってのがありましたが、いい事言うねそこのあなた!!!
私なんかはもうとっくに雪歩クリフトの信者ですが、もし町の住人でこんな場面に遭遇したら絶対入信しますw
みんな魔物の襲撃にも動じず、一人で十分に複数の魔物と渡り合ってる。
パーティではなく個人の戦闘で1人1人が強くなっているところを表現するとか、本当に描写が上手い。さすがですておくれP。
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春香の戦いっぷりを見て感心してしまった。
なるほど、防御でダメージ半分か。む・・・意外にもその発想は私にはなかったです。
確かに痛恨による全滅リスクが最も少ない。ベホマがあればなんとかしのげるかも。考えたな春香!
ただ同時に攻撃も出来ないので、本当に他の駆けつけて来ることを信じてないと取れない戦法でもありますよね。
非常に危険な賭けなのに、この状態においても春香の表情が頼もしいのはなぜ?見ててハラハラしないのです。

まあ、次の瞬間大魔道が現れたときは「ぎゃあああああ><」と思いましたけど。
え、ちょっと・・・・まさか・・・またあの大群!?やめてくれえええええ><
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大魔道の横槍ってやっぱりべリアル召喚だったんでしょうか。(たぶんそうですよね)
ギガンテスの大群やDQ2の四天王全員集合に比べればまだマシだったのか。
真達登場&BGM迷走Mindの瞬間は「おいおい、何が来るんだよ」的な不安は私の中から消えてしまい
よっしゃあああああ真キタアアアア!!!と大盛り上がりに。いつの間にかこの真・真美・亜美の3人組み合わせも定番になりましたよね。
筆頭戦力の真と、今まで数々のシリアスや悲壮感を遠い彼方へ追いやってきた亜美の組み合わせは、
春香とは違う頼もしさがあります。しかもアイクエで最も熱い曲がBGMにかかってて叫ばずにいられるかと。
さっきの千早&INFERNOに続いてこれは必勝フラグじゃないの?とか思ってたんだですが・・・ベリアルかあ。
実のところギガモンよりもべリアルの方が勇者パーティにとっては相性悪そう。
回復手段が真美のホイミと真の攻撃回復しかない状態でイオナズン食らったらやばいなーと思ってたらやっぱり来た。
亜美のこういう余裕っぷりが可愛くていいですよね。実際はあれですが。
ベリアルの飛行形態のドット絵もカッコいい。

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いつものことですが、毎回その演出には震えさせられます。
何がって、そりゃ新修得呪文の初回使用時の演出に。おかしい、こんな神演出を思いつくなんて天才じゃないの?
ベホマズンのキラキラカットに浮きあがるようなあの興奮。思わず叫びますよあれは。
しかもさっき雪歩が使った広範囲呪文が、雪歩クリフトファン大歓喜になると同時に視聴者に広範囲呪文を予習させておく
前ふりでもあったとか完璧に計算されつくしてる。
さらに仲間の復活シーンも全く同じではなく真達は墜落の危機からの急上昇とか表現方法も多彩です。
乙女大志までかかちゃって今回はBGM祭り!!? BGMで盛り上がるの今日3回目なんですけど!
動画コメの「この曲がかかると負ける気がしないw」ってのに全く同感です。
春香も春香です。直前のあわや全滅かの状態においても動じずに「みんながんばれー!」とかもうなんなんでしょうか。
目に強い意志を宿しつつも健気な春香らしさ全開です。やばいですね、115話以降春香の人気が私の中でうなぎのぼり。
この強い目の輝き、美しすぎる。顔グラ班の皆さん最高のお仕事です。

復活した千早達。雪歩のこの一言はやよいに対して?それとも春香?
最初はやよいと思いましたが、後から考えてみると復活劇を演出した春香に対してに見えます。

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美希達が来るのは全くの予想外でした。
今回はあえてギガモンとの付き合いが深い美希を登場させない展開なのかな?と思ってましたから。
なのでルーラで二人の姿が登場したときは全私が狂喜乱舞。
おおおおおおおおおおお!!!美希きたあああああああああああああああヽ(`Д´)ノ
この瞬間、私の中の全思考回路が美希応援モード一色になるのはもうしょうがないのです。
戦闘が開始してからBGMが流れるまでの5秒間が10秒くらいに感じました。
もう4度目のBGMフィーバーが来るのは間違いない。さあ、どの曲が流れるんだ?固唾を呑んで見つめていると・・・
relationsきたああああ!!!!!しかも金髪覚醒モード。これで燃えないわけがない。
美希いったれええええええ! → やっぱり強ええええええ!!→ 美希最高!可愛いぞーーー><!!
私のテンションはMAXに。
よくよく考えてみると、真達も美希達も小鳥さん捜索に行っていた訳で駆けつけてくれたのは嬉しいけど
捜索の方はどうなったのか気になるところです。もちろん今はそれどころじゃない状況なので
ここらへん、うまーく視聴者の意識から隠されてる気がしてなりません。次回以降の展開もワクワク。なんと・・・美希がギガモン戦に間に合った。ひょっとして戦いを回避できるの?と希望が湧いたけど甘くなかったようです。
お互い気付かない。やっぱりギガデーモンの巨大化が解けない限り無理なのか。

春香と美希二人が並んで戦ってるシーンがも感慨深い。
美希の方は一度マーニャ編で魔王と対立する勇者の下には戻らない選択をしたし、
この8章でも地獄の帝王として勇者が倒すべき相手になったかもしれないのに。(というかそうなりつつあった)
物語はちゃんと前に進んでるんだなあと思わせられます。
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ついにピサロの口からそれが発せられてしまったか。
タイトルの時点からその予感はありましたが・・・。
しかしピサロのやってきたことやその結果からすればその答えに行き着くのは至極当然な気もします。
(前話で伊織が言っていた選択する時期ってのはこれ関係の話だと思いますが、彼女はこの先の事まで考えているのか・・・)
ピサロと春香の問答を見ている限り、どうみてもピサロの方に分がありますね。
春香の言葉にも口だけではない真摯な思いがありますが、苦しんだ期間が長い分ピサロの言葉には否定できない重さがある。
それでも理性を失わず、自分の道を信じるならエスタークを超えて自分を討ちに来いと言って去るピサロの格好良さはなんなのか。
今までも何度か触れましたが、アイマスクエストにおけるピサロ(プロデューサー)の格好良さは本当に異常なくらいです。
勇者が立ち向かうべき悪役側でありながら、その言動も、戦う姿も、苦悩する姿ももう一人の主人公といってもいいくらい。
アイクエの序盤でピサロがこんな役回りになるなんて思ってもみなかったですね。
驚嘆するのはただ強いだけの存在ではなくその立ち振る舞いも王者の威厳というか上に立つものの風格を備えてる事。
ピサロの描写を見る度にその一言一句も行動もピサロに相応しいか吟味されつくしてるんだろうなと感じます。
(ダイ大の大魔王バーンもカッコいい悪役の見本だと思ってますが、あれ以上にかっこいい)
プロデューサーにピサロと言う役を当てたことでアイクエの世界に何倍も深みが増したと思います。
今回、言葉の全てが重く響くピサロの言葉の中で目を引いたのはこちら

このセリフ、まさに言うとおりなのですが架空戦記でなければ出てこない言葉です。
アイマスクエストが架空戦記であることの凄さがここに凝縮されてるような気がします。
現在世界の命運を握っているのは異界のもの、というのは前話でロレンスも話していましたが
ひょっとして、一足飛びにこの"答え"に辿り着くために"異界の者"は存在したのかもしれない、とか。
もしあの場に「閣下」もいたらどんな返答をしたでしょうか。
1.魔物を大人しくさせる
2.魔物を生まれなくする
エスターク物語では1に失敗し、2に挑戦した状態の"待ち"の期間に事件が起きてしまったため
閣下自身は2への希望をたぶんまだ持ってるんですよね。99話「砂漠の城壁 前半」でも
「我が世界に…魔物は要らない」と言っていたのを見る限り、もし封印されなければ再び2を目指したんだと思います。
閣下はまだ結果を見ていないから。
でもピサロは2を実験することなく元の世界の記憶から無理だと悟った。
エスタークと同じことはやらんと二度繰り返した言葉に毅然とした決意が滲み出てます。
("俺達の元の世界"という表現からあの一連の言葉は100%プロデューサーの言葉と思われる)
でもこれって見方によってはピサロは閣下よりも先のステップに進んだとも言えるんですよね。
私も理屈的にピサロのあれには言い返せそうにないなあ・・・。
ピサロはまさしくもう一人の勇者だと思う、春香達と同じように悩んで苦しんでもがき続けて誰もが納得できる魔王になった。
長く保たないと言っていたその先は第二の地獄の帝王なのか、それとも。。
ここにいる町の住人はこのやり取りをみて何を思う?

春香はよく頑張ったね。引かずによく言い返したと思います。
しばらく前だったら春香の言葉にもあれほどの重みはなかったかもしれない。
ここ最近の春香の成長っぷりは本当に目を見張るものがあります。
「 魔王 対 勇者 」見終わった時なんて素晴らしいタイトルだろうと思った。
戦闘はないけどこれほどまでに深く魔王と勇者の意志のぶつかりあいを描いた名シーンはないと思います。
いや、、戦闘ではないからこそこれほどの重みがあるのか。
さんざんピサロ中心で書いてしまいましたが、この一連のやり取りを世紀の神シーンにしているところは
ラストでピサロが春香に突きつけた内容なんですよね。
"人間を滅ぼしたくなければあのエスタークを超えて自分を討て"
閣下列伝と名付けられたこの物語の終盤にきて「閣下」を超えろという試練が春香に。
・・・・。
>< くぅーーー。
アイマスクエストのストーリーの練られ方、構築のされ方が素晴らしすぎてやばい。
あまりのクライマックス感にもうぷるぷる震えてきます。
まだまだ伏線ありすぎるぐらいなのでそんな単純にはいかないと思いますが、細かいことは別にして
物語のど真ん中に柱がどーんと突き建ったようなすっきり感があります。
そうか、いつか春香は閣下を超えるのか。
たまりませんね、もうその日が今から楽しみでワクワクします。
アイマスクエスト、壮大すぎるでしょう。

余談ですが、どうしてギガモンが町を襲ったのか春香が尋ねた際に、ピサロが「魔物だから」と答えたシーン。
動画コメでは「正直に言ってくれ」的なものもありましたが、私はピサロのああいうところ好きですね。
言ったところで意味はない、というよりピサロの中ではもうそんなレベルの話ではなくなっていたんだとわかります。
ところで美希が固まったまま動かないのが心配です。
<過去記事>
・51話 第五章18 「暗躍」
・57話 第五章24 「決戦!キングレオ城」(下と一緒)
・58話 第五章ファイナル 「約束」
・66話 第六章08 「もう一つの道」(下と一緒)
・68話 第六章10 「飛翔」
・71話 第六章ファイナル「迷走Mind」
・キャラ人気ランキング 第六章(1/4)
・78話 第七章05「声、高らかに」
・79話 第七章06「ラーニング」
・83話 第七章10「台無し」
・85話 第七章12「適性」
・88話 第七章15「デスパレス襲撃」
・89話 第七章16「地獄の帝王」
・90話 第七章17「神の陰謀と魔の王道」
・91話 第七章18「闇、身に纏いて戦う者」
・92話 第七章19「決戦の地」
・93話 第七章20「激突!地獄の帝王エスターク」
・94話 第七章21「激突!地獄の帝王エスターク 後半」
・95話 第七章22「マスタードラゴン」
・96話 第七章ファイナル「覚醒カタルシス」
・キャラ人気ランキング 第七章 その1 / その2 / その3 / その4
・マーニャ編01「不器用な姉」
・マーニャ編02「魔界の戦い」
・ピサロ編外伝 「ロザリー大作戦」
・マーニャ編03「美希スパイラル」
・マーニャ編04「エドガンの娘」
・マーニャ編05「悪魔の誘惑」
・マーニャ編06「全てはピサロ様の」
・マーニャ編07「拒否」
・マーニャ編08「変化」
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・マーニャ編10「光の眷属」
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~八章01~07は後日に~
・104話 第八章08「デスパレス潜入作戦Ⅱ」 その1 その2 その3
・105話 第八章09「大空の覇者」 その1 その2
・106話 第八章10「勇者」 その1 その2 その3
・107話 第八章11「激昂」 その1 その2 その3
~八章12~13は後日に~
・110話 第八章14「第二の地獄の帝王」 その1 その2
・111話 第八章15「もとにもどす」
・112話 第八章16「時は来たれり」
・113話 第八章17「エルフを求めて」 その1 その2 その3
・114話 第八章18「天空の勇者」
・115話 第八章19「その血、何を継ぐ者か」 その1 その2
・外伝 エスターク物語 前編 / 後編
・116話 第八章20「ピサロの夢」
・117話 第八章21「怖くない魔物」
- 2012/09/17(月) 23:59:44|
- ニコマス作品感想
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